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歴史と鹿に夢中! 古都奈良の魅力を再発見 (2026.03.30)

経理部の松田です。

 

奈良旅の2日目は、歴史と自然を満喫する充実の一日となりました。

朝早くから法隆寺を訪れ、世界遺産の荘厳な雰囲気に圧倒されました。

次に、藤ノ木古墳へ足を運び、静かな古墳の風景を楽しみ、その後、聖徳太子ゆかりの達磨寺へ向かい、心静かにお参りを。

続いて、筒井順慶の墓所を訪れ、戦国時代の歴史に思いを馳せました。

 

 

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一日の締めくくりとして、東大寺へ向かいました。

前回と同じ東向北商店街近くのコインパーキングに車を停めました。

驚いたことに、隣には同じ金沢ナンバーの車が止まっていて、ちょっとした親近感を覚えました。

 

 

せっかくなので、興福寺も訪れてきました。

早速、鹿に出会えてラッキー!と思ったのですが、いやいや、この辺りでは鹿は普通に見られる光景ですから。

奈良の風景に溶け込んで、まるで自然の一部のように鹿たちがのんびりと歩いています。

 

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それでも、やっぱり奈良に来たら鹿に会いたい!という夢が叶った瞬間はやっぱり格別。

念願かなって大満足です。

 

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昨年の1月に訪れた際は五重塔の修復工事の影響で拝観できなかった東金堂(国宝)が、今回は見られるようになっていました。

ただ、今回は見ずに次回に持ち越すことにしました。

 

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東金堂は、726年に聖武天皇が、叔母の元正太上天皇の病気平癒を祈って建立。

5度の焼失と再建を経て、現在の建物は1415年の室町時代に再建されたものです。

 

 

前回訪れたときは中金堂の内部を拝観したので、今回は外観だけじっくりと眺めることにしました。

やはり、外観の趣もまた格別ですね。

 

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こちらは南円堂。

 

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一方、興福寺で最古の建築物とされる三重塔(国宝)も見逃せません。

実は、前回は夜に見たので、その迫力や細部の美しさがよく分かりませんでした。

今回は日中の明るい光の中でじっくりと観賞できて、やっぱり素晴らしいと改めて感じました。

 

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三重塔の前には、「摩利支天石」と呼ばれる巨石があります。

 

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これは、興福寺子院の宝蔵院の院主だった覚禅房胤栄の守り本尊の石です。

摩利支天は陽炎を神格化した女神で、護身や勝利を司り、日本では古くから武士の守護神として信仰されてきました。

 

胤栄は十文字槍を用いた宝蔵院流槍術の創始者として知られており、胤栄はこの大石に摩利支天を祀り、

武芸の上達を願ったと伝えられています。

もともとは宝蔵院の庭にあった石で、その後廃寺となった宝蔵院から移されてきたのだそうです。

 

 

こちらは北円堂(国宝)で、三重塔と並び、興福寺に残る最も古い建物です。

 

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運慶作の弥勒如来坐像や、無著・世親菩薩立像(いずれも国宝)が安置されていますが、

これらの像は通常非公開で、見ることができるのは限られた特別公開の時だけです。

いつかその機会に訪れることができればいいのですが…

 

 

「薪能金春発祥地」の石碑を見つけました。

ここは能の金春流の発祥地だそうです。

 

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実は、金沢は「空から謡が降ってくる」と言われるほど、能の盛んな土地。

そんな中、金春流とも深い関係があることをご存じですか?

 

歴史をちょっと掘り下げると、初代加賀藩主の前田利家は能好きで、豊臣秀吉の影響を受けて金春流を好んでいたんですよ。

5代藩主の前田綱紀のとき、江戸幕府の5代将軍・徳川綱吉にならって宝生流を取り入れ、これを手厚く保護したため、

金沢では「加賀宝生」と呼ばれるほどに宝生流の能が盛んになりました。

 

実は、これらの歴史は昨年受けた金沢検定の参考書にも載っていて、その時に初めて知りました。

金沢の能の歴史は本当に奥深いです。

 

 

今回は興福寺の境内を一周してみました。

広い境内をゆったりと歩きながら、歴史ある建物や自然の風景を楽しむことができ、心が落ち着くひとときでした。

 

 

奈良公園内を歩いて東大寺へ向かいます。

 

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奈良国立博物館。

 

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奈良国立博物館の敷地内には、「宝蔵院流鎌槍発祥之地」の碑があります。

ここはかつて宝蔵院があった場所であり、先ほどブログ内で触れた摩利支天石があった場所でもあります。

 

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歴史のあった場所に立てられた碑を見ながら、宝蔵院流槍術のルーツにちょっと触れられるのも、なかなか面白い体験でした。

 

 

鹿とのツーショットを狙ってカメラを構えるけど、なかなか絶妙な瞬間が訪れてくれません。

「こっち向いて!」って鹿に指示したい気分です。

 

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でも、そんなちょっとした苦労も、写真を見るたびに思い出とともに笑みがこぼれます。

 

 

いよいよ本日最後の目的地、東大寺に到着です!

境内にはたくさんの鹿がのんびりと歩いていて、鹿とふれあえる観光スポット。

 

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そういえば、前回東大寺と書かれた石碑を撮るのをすっかり忘れてしまったのがちょっと悔しいです。

 

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まずは正門の南大門。

 

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日本最大の仁王像が堂々と迎えてくれて、その迫力はいつ見ても圧巻ですね。

 

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門をくぐると、次は中門です。

 

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中門の格子越しに遠くに見える大仏殿をパシャリ。

 

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今回、東大寺を訪れたのは、二月堂をぜひ見てみたかったからです。

夕方の時間帯だったので、二月堂から奈良市内の夜景も楽しめるかなと期待していました。

古い寺院と夜景の組み合わせは、きっと素敵な風景になるだろうと思いながら、わくわくしながら訪れました。

 

階段を登っていくと、なんと鹿たちがお出迎えしてくれました。

自然の中でのんびりと佇む姿に、思わずほっと心が和みました。

 

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二月堂へ続く階段を登ると、提灯に優しい灯りがともっていて、なんとも幻想的な雰囲気でした。

 

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夕焼けを期待していたのですが、残念ながら空の色合いはちょっと物足りなくて、少し期待外れ。

 

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でも、その代わりに素敵な出会いもありました。

近くに住むおじさんとお話しする機会があったのですが、彼は「昨日の夕焼けはきれいだったよ」と、

昨日の空がオレンジ色に染まった絶景の写真を見せてくれました。

 

おじさんの話によると、奈良に宿泊する人は意外と少なくて、大半は日帰りで訪れているそうです。

みんな大阪や京都に宿をとって、ちょっと足を伸ばす感じなのだとか。

 

奈良は見どころ満載の魅力的な場所だから、日帰りじゃもったいない!

今回私は奈良に2泊していますが、奈良の静かな古都の空気や歴史的な寺社仏閣、自然の風景をじっくり味わうなら、

やっぱり泊まってゆっくりするのがおすすめですよ!

 

 

二月堂といえば、やはり「お水取り」が有名ですよね。

この行事では、大きな松明が二月堂の回廊で力強く振り回され、その激しい火の粉や熱によって、回廊の手すりはすり減っています。

 

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ぜひ一度、お水取りの様子を実際に見てみたいです。

 

 

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日没を過ぎると街に灯りがともり、二月堂からの夜景を楽しむことができました。

夜景を狙って訪れている方も多く、皆さんそれぞれの時間を静かに満喫している様子でした。

 

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土塀の風情がなんともフォトジェニック。

 

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中門まで戻ってまいりました。

明日は大晦日で、今日は比較的観光客が少ないように感じましたが、明日になると一段と賑わうことでしょうね。

 

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暗闇の中に映える仁王像は、昼間に見るよりも一層迫力を増しているように感じられました。

先ほどお会いしたおじさんとこちらでも再会し、ちょうど18時に消灯されると伺ったため、

その瞬間に消えるのを確認して東大寺を後にしました。

 

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こちらは、JR奈良駅の旧駅舎です。

屋根には相輪を持つ、まるで寺院のような風情ある建築が印象的です。

 

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今は奈良市の総合観光案内所として利用されており、内部にはスターバックスも入っていました。

ライトアップされた姿は夜の静けさとともに、とても幻想的で素敵な雰囲気を醸し出していました。

 

 

駅前広場の一角には、古い石燈籠が立っています。

 

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これは、平城宮の大極殿跡までの距離を示す道標だそうで、奈良の歴史と趣きを感じさせてくれます。

古都奈良の風情を存分に味わえる、そんな素敵な光景でした。

 

 

最後に振り返ると、奈良の旅は歴史と自然、そして偶然の出会いも楽しめる、とても素敵な時間になりました。

奈良は一度だけじゃなく、何度でも訪れたい場所のひとつです。

訪れるたびに新しい発見があり、その奥深さに飽きることがありません。

次回の旅では、また違った角度から奈良の魅力を探しながら、素敵な時間を過ごしたいと思います。

 

 

奈良の歴史散策 ―古墳と戦国武将の墓所巡り― (2026.03.14)

経理部の松田です。

 

法隆寺の歴史探検を終えた後、次なる冒険は藤ノ木古墳へ!

 

その前に、まずはお腹を満たすために一息ついて食事を楽しみました。

参道沿いのお店で、梅うどんを注文。

 

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藤ノ木古墳は法隆寺からほど近い場所にあり、国の史跡に指定されています。

6世紀後半に築かれた直径約50m、高さ約9mの円墳です。

 

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古墳の中央には全長14mの横穴式石室があり、その中に巨大な石棺が安置されています。

石棺はくりぬき式の家形石棺で、2人の人物が葬られていたそうです。

 

発見された副葬品も非常に貴重で、藤ノ木古墳の名は一躍有名になりました。

 

石室の入口に窓がついていて内部を覗き見できるのですが……うーん、薄暗すぎて、よく見えませんでした。

それでも、古代のロマンを感じさせるこの古墳は、歴史好きにはたまらないスポットです。

 

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法隆寺を訪れる際には、ぜひとも藤ノ木古墳も見てみてください。

 

 

次に向かうのは、王寺町にある達磨信仰の発祥地、達磨寺です!

このお寺には、ちょっと面白い伝説がたくさん伝わっていて、まさに聖徳太子ゆかりの聖地です。

 

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その中でも特に注目なのは、なんと聖徳太子の愛犬「雪丸」の石像!

 

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伝説によると、雪丸は人の言葉を理解し、お経まで読むことができたとか! 賢いですね。

 

雪丸のふっくらとした愛らしい姿は、見ているだけで思わず笑みがこぼれます。

 

 

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達磨寺の本堂は、達磨大師の墓と伝えられる古墳の上に建てられています。

この場所には、聖徳太子が飢人を助け、厚く葬ったという説話が「日本書紀」に記されており、

その物語がこの寺の由来となっています。

 

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その飢人は、のちの達磨大師の化身だったと考えられるようになり、これが、今も伝わる達磨寺の起源です。

 

現在の本堂の下には「達磨寺3号墳」と呼ばれる古墳時代後期の円墳があり、

その上に鎌倉時代にお堂が建てられました。

 

長い時代を超えて人々の信仰が息づいているんですね。

 

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境内には、片岡八郎と春利のお墓があります。

 

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片岡八郎は、王寺の出身で、南北朝時代に活躍した人物です。

彼は、後醍醐天皇の皇子・大塔宮護良親王の忠実な家臣の一人として知られています。

 

天皇と大塔宮は鎌倉幕府を倒すため計画を進めていましたが失敗に終わり、

大塔宮が熊野へ逃げ延びる際に片岡八郎はお供し、大塔宮を守って十津川で戦死しました。

 

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片岡春利は戦国時代末期の片岡城の城主で、筒井順慶の妹婿です。

片岡城は松永久秀によって攻められ、一時城を乗っ取られたものの、春利は奮戦を重ねて奪い返したそうです。

 

 

そして驚くことに、その片岡春利のお墓の隣には、あの松永久秀のお墓もあるんです。

 

 

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お墓を建てたのは大和を巡る争いの中でライバル関係にあった筒井順慶です。

 

戦国時代の「最大の悪人」とも呼ばれた松永久秀。

将軍・足利義輝の暗殺、東大寺の焼き討ち、さらに織田信長に対する謀反など、

数多くの壮絶な事件を引き起こした人物です。

実は達磨寺も、松永久秀によって一度焼き払われているんです。

 

信貴山城の戦いで、織田軍の攻撃を受けた久秀は自害し、その遺体を筒井順慶が達磨寺に葬ったといわれています。

 

戦国の激動の時代に、敵対しながらも同じ場所に眠る武将たち。

さまざまな思いが交錯し、なんだか複雑な気持ちになりますね。

 

 

雪丸は王寺町の人気マスコットキャラクターですよ。

 

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達磨寺、訪れる価値大アリです!

犬好きさんも、歴史好きさんも、きっと楽しめるはずですよ!

 

 

次に訪れたのは、郡山市にある筒井順慶の墓所です。

近鉄橿原線の平端駅から近く、少し狭い道路を進んだ先にありました。

 

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36歳という若さで病死した順慶。

織田信長の後援により、宿敵・松永久秀を破り、大和の統一を成し遂げ、郡山城を築きました。

 

本能寺の変後、明智光秀から味方になるよう誘われましたが、順慶は静観の態度を崩さず、

その信念を貫き通しました。

光秀の死後、順慶は羽柴秀吉の家臣となります。

 

年末のためか、入口の扉は施錠されていて、内部に入ることはできませんでした。残念…

 

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最近は墓所の記事が多くなってしまっていますが、歴史の足跡をたどる旅の中で、

どうしても戦国武将の墓所巡りは欠かせません。

それだけ、私には彼らの生き様や時代背景を感じることができる大切な場所なんです。

 

これからも、時代に思いを馳せながら、そんな場所に足を運びたいと思います。

 

 

奈良の街を車で回っていると、幹線道路から一本入った住宅街の道は車一台分の狭い道幅で、

すれ違いは難しく、対向車が来ないかとヒヤヒヤしながら運転しました。

 

さて、次は東大寺に向かいます。

つづく…

 

 

只今、「春夏紳士服展」開催中です! (2026.03.06)

紳士服展イベント企画からのお知らせです。

 

本日より本社にて、春夏の紳士服展を開催しております。

 

御幸毛織のオーダースーツをはじめ、オーダーシャツや既成スーツ、紳士用バッグ・財布など、

多彩な商品をご用意しております。

 

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御幸毛織は長い歴史の中で培われた卓越した技術と高い品質を誇っております。

今回ご用意した素材は、ストレッチ性に優れており、快適さと機能性を兼ね備えています。

ぜひ、その確かな品質と快適な着心地をお確かめください。

 

 

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既成スーツコーナーでは、ビジネスシーンに最適なフォーマルなスーツから、カジュアルなスタイルまで

幅広く取り揃えております。

普段使いにぴったりなカジュアルウェアも充実しており、お客様のライフスタイルに合わせたコーディネートが可能です。

ぜひお気に入りの一着を見つけてください。

 

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また、ご家族皆さまでお楽しみいただけるオジコのTシャツや、ハンターの新作バッグ・シューズも

豊富に取り揃えております。

 

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さらに、春夏の婦人服もご用意しておりますので、ぜひ手に取ってお試しください。

 

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本日も多くのお客様にご来店いただき、賑やかな雰囲気となっております。

こちらのイベントは、明日3月7日(土)まで開催しておりますので、ぜひお越しくださいませ。

 

皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げております。

 

 

世界最古の木造建築に会いに、法隆寺へ! (2026.02.28)

経理部の松田です。

 

奈良旅2日目は、世界最古の木造建築と称される法隆寺へ。

 

法隆寺の創建は607年。その長い歴史は約1400年以上にわたります。

聖徳太子ゆかりのお寺としても知られ、歴史の重みと神秘さがひしひしと伝わってきました。

 

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参道は美しい松並木になっており、歩いているだけで心が静まるような心地よさがあります。

 

参道を抜けると、壮麗な南大門(国宝)が迎えてくれました。

朝の清々しい空気の中、その荘厳な佇まいに目を奪われながら、いよいよ境内へと足を踏み入れます。

 

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拝観時間は8時からなので、早朝の静寂とともに、歴史の深さを感じながらゆったりと見学を楽しむことができました。

 

南大門をくぐると、法隆寺の神秘的な雰囲気と荘厳な佇まいに思わず見入ってしまい、

しばらくの間、動けなくなるほどの感動に包まれました。

 

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修学旅行で法隆寺に行ったことも、正直なところあまり記憶に残っていません。

でも、大人になってから改めて訪れると、その歴史の深さや美しさを心から楽しめることに気づきました。

あの頃はただの遠足だったけれど、大人になってからの今、じっくりと見て感じる法隆寺は、

まるで新しい世界へと誘ってくれるようでした。

 

中央に見えるのが西院、その右側に進むと東院です。

まずは西院の中門(国宝)へ。

 

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中門の左右には、日本最古の仁王像「金剛力士像」が安置されています。

風雨にさらされながらも、約1400年以上もの長い歴史を見守り続けるその姿は、迫力がありますね。

 

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中門に掛かる戸帳は、羽を広げた鳳凰の模様があしらわれていました。

法隆寺にふさわしい格式の高さと荘厳さを感じます。

 

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法隆寺は日本初の世界文化遺産です。

1993年(平成5)に世界文化遺産に登録されました。

創建当初は「斑鳩寺(いかるがでら)」という名称でしたが、後に「法隆寺」と改名されました。

 

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広大な敷地に、国宝や重要文化財がずらりと並び、まさに歴史の宝庫といえる法隆寺。

その壮大さと奥深さから、どこから見れば良いのか迷ってしまうほどです。

 

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とりあえず、西側の出入口である「西大門」から門をくぐり、東へと巡ってみることにしました。

 

 

その途中で、凝ったデザインのマンホールが目に留まって撮影。

 

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西大門をくぐって左へ向かうと国宝の西円堂があります。

中央に安置されている薬師如来坐像も国宝です。撮影禁止なので写真はありません。

 

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伝えられるところによると、奈良時代の718年に光明皇后の母、橘夫人の発願により、

行基菩薩によって建立されたとされています。

行基菩薩といえば、東大寺を創建された方でしたよね。

 

現在の建物は鎌倉時代の1250年に再建されたもので、歴史的な価値が高いです。

 

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西円堂からは、西院伽藍を望むことができます。

西円堂は無料で拝観できました。

 

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次に向かったのは、1231年に建てられた三経院と西室。

国宝に指定されており、建物はつながっています。

 

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三経院は聖徳太子が勝鬘経・維摩経・法華経の3つの経典を注釈された『三経義疏(さんぎょうぎしょ)』にちなんで

付けられた仏堂。

西室はかつて僧侶が居住していた僧房です。

 

 

さて、それではいよいよ西院伽藍へ突入です!

 

拝観料は大人1人2000円とちょっとお高め。でも、その価値は十分にありますよ。

だって、西院伽藍の中はもちろん、大宝蔵院や東院伽藍もすべて共通の入場料で見られるんです!

高い分、期待も膨らみます。

 

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そして驚くべきは、金堂と五重塔、中門、回廊がなんと飛鳥時代の建物だということ!

現存する木造建築としては世界最古です! いずれも国宝に指定されています。

 

その古さゆえに、もう写真を撮る手に力が入る入る!

歴史の重みを感じながらも、素敵な一瞬を確実に写真に収めようと、ついつい気合が入ってしまいました。

 

法隆寺のシンボル「五重塔」は現存する木造五重塔としては世界最古です。

最初に目を引くのは、その見た目。

屋根が6つあるように見えますが、実は一番下の屋根は「裳階(もこし)」と呼ばれる塔を支える役割を持つ部分なんです。

なので実際の層は5つだけ。

 

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塔の内部には釈迦にまつわる四つの説話を、巧みに塑像で表現した場面が。

歴史と仏教の教えがギュッと詰まった空間になっていました。

 

五重塔の前には礼拝石があります。金堂の前にも同じく礼拝石がありました。

神聖な感じがしますね。

 

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金堂は一見すると2階建てのように見えますが、実は1階だけの建物。

見た目の印象と、実際の構造の違いもまた面白いポイントです。

 

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金堂内には「釈迦三尊像」(国宝)が安置されていました。

これは聖徳太子の冥福を祈って造られたと伝わるもので、なんと623年に完成した日本最古の仏像であり、

法隆寺の本尊です。

そしてこれらを守護する日本最古の四天王像(国宝)が祀られていて、見どころ満載でした。

 

また、壁画も見どころのひとつで、歴史を感じることができる貴重な作品でした。

 

 

僧侶が学問を研鑽する場所として建てられたのが「大講堂」(国宝)。

 

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堂内には、平安時代に作られた「薬師三尊像」(国宝)と、重文に指定されている四天王像が祀られています。

特に薬師三尊像は、その優美さと荘厳さから多くの拝観者の注目を集めていました。

 

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中門からは優雅に伸びる回廊が続いています。

また、境内に立ち並ぶ松の木も、とても素敵な風景を作り出していました。

長い年月を経て、風情のある枝ぶりと緑の葉が静かに境内を守っているかのようでした。

 

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法隆寺の金堂には、屋根を支える「龍の添え柱」があります。

いかにも神秘的で格好いいですよね。

 

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五重塔に目線を変えてみると、その屋根の見える部分に何か不思議なものが…?

 

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ガイドさんに尋ねてみたところ、「これ、実はお相撲さんなんですよ!」と教えてもらいました。

え?お相撲さん?と思いきや、なんと江戸時代に屋根の強度を補強するために作られたそうです。

しかも、そのお相撲さんは、なんともユーモラスに屋根を支えていらっしゃる!(笑)

 

古い建築にちょっとした遊び心が見え隠れする、そんな発見でした。

じっくり観察してみると新しい発見があるかもしれませんね。

 

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法隆寺の中でも特に心に残ったのが「聖霊院」(国宝)。本尊は「聖徳太子像」です。

 

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長い歴史の中で、多くの人々が聖徳太子像に願いを託し、祈りを捧げてきたと思うと、

その歴史の深さと敬慕の念が自然と湧き上がってきます。

 

一目見ようとお参りしてきましたが、その静かで荘厳な雰囲気には圧倒され、思わず胸が熱くなりました。

 

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聖霊院の前にある鏡池の横に、龍の手水所が設置されています。その形が壺のようで珍しいデザイン。

こんなにユーモラスで可愛らしい手水所、他ではなかなか見られませんね。

 

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そして鏡池のほとりには、正岡子規の有名な俳句「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の句碑がありました。

秋の風情を詠んだこの句は、心に深く響きます。

 

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「大宝蔵院」では法隆寺の寺宝を収蔵し、素晴らしい名宝がたくさん公開されています。

特に、飛鳥時代に作られた国宝の「百済観音像」や「玉虫厨子」は、まさに必見の逸品でした。

その他にも見どころ満載の名宝が多く、私も何度もこの名宝たちに見入ってしまいました。

 

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次は東院伽藍へ向かいます。

西院伽藍から東院伽藍へ通じる参道の途中に建つのは「東大門」です。

奈良時代に作られた国宝です。

 

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南大門から見える景色は、両側に続く古びた土塀が風情を醸し出しています。

土塀を見ながら進むうちに、まるで飛鳥時代へと吸い寄せられていくような感覚になりました。

 

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東大門から土塀に沿って北へと伸びる道は、地域の生活道として利用されていて、

町の風景に歴史が溶け込んでいるのが感じられます。

 

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この狭い道から突然、ボトルカーが出てきたときには、思わず驚いてしまいましたが…

 

 

東院伽藍の入口に位置する「四脚門」。

 

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四脚門をくぐると、そこには優雅な鳳凰のデザインが施された手水所が迎えてくれます。

 

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共通入場券を提示して、いざ中へ。

 

「夢殿」は、聖徳太子の供養と信仰のために建てられた東伽藍の中心的な本堂です。

その中には、国宝の救世観音像が安置されています。

 

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また、この場所は、かつて聖徳太子が住まわれたとされる斑鳩宮の跡地に建っています。

 

 

こちらは「絵殿」と「舎利殿」

 

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左側の絵殿には江戸時代の聖徳太子の障子絵が収められ、

右側の舎利殿には聖徳太子が2歳の春に合掌した際に現れたと伝わる舎利が安置されているそうです。

どちらも鎌倉時代の建物で、国の重要文化財。

 

そして、奥に見えるのが国宝「伝法堂」。

伝法堂は聖武天皇の夫人・橘古那可智の住宅を仏堂に改造したものです。

 

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東院鐘楼は、袴腰と呼ばれる様式で建てられた鎌倉時代の建物です。

奈良時代の梵鐘が吊るされています。

 

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珍しい形状に思わず目を奪われます。なかなか見ることのできない貴重な景観ですね。

 

 

東院に隣接する中宮寺へ。別途入場料が必要です。

 

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聖徳太子が母・穴穂部間人皇后のために建立したと伝わる尼寺です。

創建当初はここから約500メートル東の旧中宮寺跡にありました。

しかし、戦国時代の火災により寺は焼失し、その後現在の場所に移されてきました。

 

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中宮寺は皇室ゆかりの寺としても知られており、天皇陛下と皇后雅子様がご訪問された際の写真が、

受付横のお土産売り場に飾られていました。

2023年には上皇ご夫妻も訪れていますね。

 

一般非公開の表御殿は、江戸時代に建てられたものです。

 

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池に囲まれた本堂には、飛鳥時代の貴重な仏像・菩薩半跏像が安置されています。

その穏やかに微笑む表情が印象的で、非常に美しい仏様でした。

 

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後になって知ったのですが、中宮寺の菩薩半跏像は、スフィンクスやモナリザと並び、「世界三大微笑」と

呼ばれているそうです。

 

 

そんなこんなで、歴史の宝庫・法隆寺を満喫し、心も体もリフレッシュ!

やっぱり古い建物って、時代を超えた不思議なパワーを感じますね。

 

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1400年の長い歴史が育んだ落ち着いた風情ある空間に佇むと、時を超えた静かな気配に包まれ、心が落ち着きました。

国宝や重要文化財に指定された貴重な建造物の数々は、その歴史的価値と美しさに圧倒されるばかりでした。

 

 

次はどんな冒険が待っているのか…?

奈良の旅は、まだまだ続きます!

 

 

 

【法隆寺ショートムービー】

 

 

大納言塚で願いを叶える? 秀長公の足跡をたどる旅 (2026.02.20)

経理部の松田です。

 

大和郡山城を見学した後、豊臣秀長のお墓がある大納言塚へ向かいました。

 

お城からは徒歩約10分の距離にあり、住宅街の中の細い路地にひっそりと佇んでいました。

気づかずに通り過ぎてしまいそうな場所にあったため、ふと寂しい気持ちになってしまいましたが…。

 

 

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墓所の前には、「お願いの砂箱」があり、名前と願い事を唱えて3回砂を通すと、願い事が叶うそうです。

 

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大和大納言秀長公は、優しくて賢くて、とても立派なお殿様です。

きっと、私のささやかな願いも、心優しいお殿様なら聞いてくださるに違いありません。ありがたいことです。

 

 

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もしも近くに住んでいたら、毎日でも「お願い、お願い!」ってお願いに通いたいところです。

きっと秀長公も「またお願い事に来たよ…」なんて笑いながら耳を傾けてくれるかもしれませんね。

まあ、そのうち願い事が山積みになりすぎて、「もう勘弁してくれ!」とお叱りを受けるのも悪くないかもしれません(笑)。

 

それほど、頼りにしたい素敵なお殿様です!

 

 

塚の周囲は白壁の土塀に囲まれており、静かに歴史の佇まいを守っています。

 

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門をくぐると五輪塔があり、ここに豊臣秀吉の右腕として活躍した弟・豊臣秀長公が眠っています。

 

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豊臣家の家紋「五三桐」と「箱本」の文字が刻まれています。

 

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秀長は1585年(天正13)、大和・和泉・紀伊の100万石の領地を治め、郡山城主となりました。

本格的な築城に着手するとともに、町方自治の独特な制度である箱本制度を導入。

この制度により城下の商工業を育成し、郡山の繁栄の礎を築きました。

 

1591年(天正19)1月22日、秀長は郡山城内で亡くなりました。51歳でした。

 

 

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歴史を振り返るたびに、まず「すごいな」と感じる瞬間があります。

時代を超えて受け継がれる文化や知恵、偉人たちの勇気や努力。そこには感動と敬意が湧いてきます。

 

しかし一方で、歴史の裏側には戦や争いなど残酷な現実もあり、

なぜ、あれほどまでに戦をする必要があったのかと考えると、心が痛み、複雑な気持ちになります。

 

そんな歴史の深さと複雑さに思いを馳せながらも、

私は今、毎週楽しみにしている大河ドラマ「豊臣兄弟」に夢中です。

 

主人公は、豊臣秀吉の弟、豊臣秀長。

百姓から出発し、下剋上を経て天下統一を成し遂げた彼の人生を描いたものであり、

久しぶりの戦国時代の作品を楽しんでみています。

 

何と言っても兄弟のコミカルなやりとりが面白くて、

緊張感あふれる歴史の中に、ふっと笑みがこぼれる瞬間が散りばめられています。

時には冗談を交えたり、ちょっとしたからかい合いが見られたりして、家族の温かさを感じさせてくれます。

 

その中で、豊臣兄弟がどのようにして天下統一を成し遂げていくのか、

展開を見守るのが毎週の楽しみなんです。

 

このドラマを通じて、豊臣秀吉と弟・秀長の絆の強さや、それぞれの個性が垣間見え、歴史の裏側がより身近に感じられ、

今後の物語にますます引き込まれていきそうです。

 

これからも大河ドラマ「豊臣兄弟」の兄弟の活躍と、彼らがどのように歴史を動かすのか、

その行く先を楽しみにしたいと思います。

 

 

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豊臣秀長の足跡をだどる旅は、歴史の一コマを肌で感じることができる貴重な時間でした。

静寂に包まれた大納言塚は、遠い時代に思いを馳せる場所として、心に深く刻まれるひとときとなりました。

 

次回はまた異なる場所も訪れて、歴史の足跡をたどり続けたいと思います。

 

 

約1年ぶりの奈良再訪!大和郡山城訪問記 (2026.02.13)

経理部の松田です。

 

昨年末、また奈良を訪れる機会に恵まれました。

昨年の年明けに訪れた際に、改めて奈良の歴史と自然の美しさに魅了され、年末にも再び足を運びました。

今回は、前回訪れていなかったスポットを中心に、奈良の奥深さを満喫してきました。

 

そのひとつが、大和郡山城です。

今年の大河ドラマ「豊臣兄弟」の舞台の一つとしても注目されている奈良県郡山市にある歴史的な城跡です。

 

 

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お城の入口には大和郡山城と追手門についての詳しい歴史案内文が長々と書かれていたので、

興味深く読ませていただきました。

 

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最初に郡山城を築いたのは、戦国時代の名武将・筒井順慶です。

昨年の年明けに奈良を訪れた際、彼の菩提寺である伝香寺にも足を運んできました。

あの時の様子や境内の様子については、私のブログ(古都奈良の世界遺産巡り後編)をご覧いただければと思います。

 

筒井順慶は織田信長の後援によって大和統一の偉業を成し遂げ、築城に着手しました。

その後、大和・和泉・紀伊100万石の太守として豊臣秀吉の弟・豊臣秀長が入城し、豊臣政権の畿内統治の拠点として

本格的な築城が行われました。

そのとき追手門もこの場所に築かれたようです。

 

しかし、関ケ原の戦いで西軍は敗北。徳川家康によって郡山城は取り壊され、建物のすべては伏見城へ移されました。

大阪の陣後に水野勝成が城主となってから復興整備が始まり、以降は松平、本多、柳澤といった譜代大名が城主を務め

再整備が行われましたが、明治維新を迎えて廃城となり、建物はすべて取り払われてしまいました。

 

 

こちらが追手門。

 

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昭和58年に市民の寄付などにより追手門、追手向櫓などが秀長築城にふさわしい姿で復元されました。

 

追手門には、豊臣家の家紋が刻まれ、豊臣家の威光と栄華を感じます。

城の入口にふさわしい、壮麗で堂々とした存在感があります。

 

 

こちらは追手向櫓。

 

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現在、郡山城跡は公園として整備され、令和4年に国史跡に指定されました。

古くから桜の名所としても知られ、「日本さくら名所100選」に選ばれています。

 

 

追手門をくぐって右へ向かうと、城址会館があります。

この建物は明治40年に興福寺境内に建てられた旧奈良県立図書館です。昭和45年にこの場所に移築されました。

訪れた日は年末の為、休館となっていました。

 

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追手東隅櫓からは近鉄橿原線を走る電車を見ることができます。

 

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極楽橋を渡って本丸へ。

 

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内堀に架かる極楽橋は、発掘調査の結果、何度も建て替えられてきたことが明らかになったそうです。

 

 

築城から400年以上が経過し、歴史の重みを感じさせる城跡。

郡山城の石垣には転用石材も多く使われています。

 

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城跡の持つ静謐な雰囲気は、過去の激動の時代を生き抜いた武士たちの息吹が感じられ、心が落ち着きます。

 

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天守台から望む景色は絶景でした。

遠くに広がる大和郡山の街並みや若草山、歴史と文化の薫る薬師寺、そして修復中の興福寺五重塔までも見ることができ、

戦国時代に思いを馳せながら静かな時間を過ごしました。

 

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大和郡山城には天守閣が復興されることはありませんでしたが、私はむしろその殺伐とした風景に惹かれます。

松尾芭蕉の俳句「夏草や兵どもが夢の跡」の情景が頭に浮かび、戦の名残と時の流れを静かに物語っているように感じます。

天守閣の華やかさではなく、そこに漂う歴史の重みや哀愁を感じさせる風景に、私は深い魅力を感じています。

 

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本丸には柳澤神社があります。

神社の祭神は江戸幕府5代将軍 徳川綱吉の側用人として活躍し、政治の中枢を担った柳沢吉保です。

 

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甲斐国生まれの柳沢吉保は、後に川越城主を経て甲府城主となりますが、

2代柳沢吉里の時に、柳沢家は幕府より甲府から郡山への転封を命じられて郡山城に入りました。

吉里以後、6代にわたって柳沢家が明治維新まで大和郡山藩主を務めました。

 

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柳沢家の菩提寺である永慶寺にも行ってきました。郡山城から徒歩数分の場所にあります。

永慶寺は柳沢吉保が甲府に建立したお寺であり、長男の柳沢吉里が郡山藩に移封されると、同じく郡山に移転しました。

 

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山門は郡山城の南御門を移築したものです。豊臣秀長時代に建てられたものだそうです。

 

 

墓地の中央に柳沢家の墓所がありました。

 

6代藩主柳沢保申の墓

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6代藩主柳沢保申の正室明子の遺髪碑と5代藩主柳沢保興の正室淑姫の墓

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柳沢宗家8代当主柳沢保恵の墓

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柳沢家の2代以降の歴史については、私自身詳しく知りませんが、とりあえず写真を撮ってきました。

 

 

 

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長い歴史の中で幾度も変わりゆく姿を見せてきた大和郡山城。

城跡を歩きながら、歴史の流れや当時の権力者たちの思惑を想像すると、ますますこの場所の深みを感じました。

 

 

京都府京田辺市の一休寺に立ち寄る旅のひととき (2026.02.05)

経理部の松田です。

 

昨年末、奈良へ向かう途中に、京都府京田辺市にある一休寺に立ち寄りました。

 

 

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このお寺は、「とんちの一休さん」でおなじみの一休禅師が晩年を過ごした場所として知られています。

一休さんの本名は一休宗純(いっきゅうそうじゅん)といい、室町時代の1400年代に活躍されました。

禅の修行とともに多くの詩や俳句も残されています。

 

 

総門の前にあった「一休とんちロード」の案内板

 

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一休さんにまつわるとんち話やユーモアあふれるエピソードが紹介されているようです。

 

 

総門をくぐると石畳の参道が続きます。

 

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一休和尚筆の碑「諸悪莫作、衆善奉行」 悪いことはするな、よいことをせよの意です。

 

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境内には一休禅師の墓所があります。

現在、墓所は宮内庁により御陵墓として管理されており、墓所には門扉が設けられ、扉には菊花の紋章が刻まれていました。

 

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中に入ることはできないので、紋章の隙間から中を覗いてみました。

歴史の深さと格式の高さを物語っていますね。

 

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庫裡で拝観料を支払って方丈の中へ。

 

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ここで、驚きの事実に出会いました。

なんと、方丈や庫裏、唐門、東司、鐘楼、浴室といった重要な建物が、

1650年に加賀藩の3代目藩主・前田利常の寄進によって再建されたということを!

 

前田利常は大阪夏の陣で大阪に向かう途中、一休寺を参詣。

そのとき、一休禅師への崇敬の念と寺の荒廃を嘆く気持ちを抱き、寺院の再興に尽力したそうです。

 

一休寺の歴史に、まさか前田家とのつながりがあったとは…!

まったくの盲点で、正直、かなり驚いています。

 

これらの歴史の重みを感じさせる貴重な建造物は、いずれも重要文化財に指定されています。

 

 

一休禅師御使用輿

 

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一休禅師が80歳の時、大徳寺の47世住職に就任された際も、この輿に乗って京都紫野の大徳寺へ通われたそうです。

一休禅師の長寿と、深い修行への想いが伝わってきそうです。

 

大徳寺には、前田利家の正室・まつが前田家の菩提寺として建立した芳春院があり、

そこにはまつと長男の利長の御霊屋が安置されています。

このことから、利常が寺院に対して深い崇敬心や恩義を抱いていたのではないかと感じました。

 

この発見を通じて、これまで見えていなかった新たなつながりに気づき、自分の視野が少し広がったような気がします。

 

 

方丈中央には一休禅師の木像が安置されていました。

襖絵は狩野探幽斎守信の49歳の時の筆によるものです。

 

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方丈庭園

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これは一休さんの名逸話「屏風の虎退治」ですね。

 

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将軍 足利義満が出した無理難題を一休さんがとんちを効かせて見事に切り抜けるエピソードとして語り継がれています。

アニメの名シーンが蘇えってきました。

 

 

小さな門をくぐると一休寺の本堂があります。

 

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本堂は室町幕府6代将軍 足利義教により建立されました。重要文化財です。

 

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こちらは開山堂。

 

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境内にそびえる一休禅師の像と、少年時代の一休さんの像。

今の世の中のさまざまな汚れや混乱をこの箒で一掃し、もっと明るく、清らかな世界にしたいという願いが

込められているそうです。

 

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「このはし わたるべからず」と書かれた看板を見て、ちょっとドキドキしました。

でも、大丈夫! 私は堂々と橋の真ん中を渡りきりましたよ。

 

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二十世紀の森という場所もあって、さまざまな表情をした石像がありました。

 

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鐘楼

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浴室

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宝物殿も見てきました。

一休寺で晩年を過ごした一休禅師の遺品などが納められています。

 

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左は重要文化財の一休禅師画像、右は前田利常が一休寺に送った書状です。

 

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これらの史跡や宝物を観ることで、一休禅師と前田家との深い縁を改めて実感できました。

 

 

墓地には観世流の音阿弥と南近江の武将、佐々木承禎のお墓があります。

 

観世流は、室町時代に生まれた能楽の流派の一つ。

能楽の発展に大きく貢献した観世流の音阿弥、元章、そして清興のお墓です。

 

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佐々木承禎は戦国時代の南近江の武将で観音寺城主でした。

上洛を目指す織田信長の侵攻を受けて、観音寺城を退去し流浪の身となりました。

 

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前回のブログでも触れましたが、武田信玄の菩提寺として知られる恵林寺が、織田信長によって全山焼き討ちされた理由は、

実は佐々木承禎をかくまったことにあったと言われています。

佐々木承禎をかくまい、逃がしたことで、織田軍の怒りを買い、恵林寺は悲劇に見舞われました。

 

まさかこの出来事が、後の歴史と深くつながっていたとは…

驚きとともに改めて歴史の複雑さと運命の不思議さを感じさせられます。

 

 

茶人寸松庵禅師の墓

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子供の頃、一休さんのアニメを夢中で見ていました。

そのユーモアと知恵にあふれた姿に、いつもワクワクしながら楽しんでいました。

彼の機転の利いたとんちは、子供心にも「すごいな」と感心させられるものでした。

 

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『あわてないあわてない、一休み一休み』

これは子供の頃、アニメの中でよく耳にした一休さんのフレーズ。

忙しい毎日や焦る場面で、この言葉を思い出すと、自然と心が落ち着いてきます。

 

一休さんの言葉は、私たちの日常にも深く響くものがありますね。

時には立ち止まり、深呼吸をして心と体をリフレッシュさせることの大切さを優しく教えてくれているようです。

 

 

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アニメの中の一休さんは、単なるおちゃめなキャラクターではなく、人生の本質や人間の心の奥深さを

教えてくれる存在だったんですね。

 

子供の頃の楽しい記憶とともに、一休さんの教えを胸に、日々の暮らしに少しのユーモアと知恵を取り入れていきたいと思います。

 

 

「2026プレタ&ジュエリー展」金沢国際ホテルで華やかに開催! (2026.01.26)

経理部の松田です。

 

1月18日、19日に金沢国際ホテルにて「2026プレタ&ジュエリー展」を開催しました。

 

春夏の新作コレクションを発表するこの展示会に、多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

会場は華やかで活気あふれる雰囲気に包まれ、大変盛況のうちに終了いたしました。

 

 

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会場に一歩足を踏み入れると、まず目を引くのは洗練されたデザインの婦人服や、煌びやかなジュエリー。

最新のトレンドを取り入れたアイテムが所狭しと並び、見る人の目を楽しませてくれます。

 

 

今春夏のトレンドを先取り!モダンシック&ナチュラルな大人の婦人服スタイル提案

 

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会場には、今季のトレンドを思わせる魅力的なスタイルがずらりと並びました。

 

まず目を引いたのは、洗練されたモダンシックなデザイン。

クリーンなラインとシンプルながらもエレガントに仕上げられた服は、都会的な大人の女性にぴったり。

落ち着いたカラーや上質な素材感が、上品さを演出します。

 

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一方で、ナチュラルな大人の婦人服も並び、自然素材の柔らかさや優しい色合いが、

心地よさと温かみを醸し出していました。

 

風合い豊かなリネンやコットンを使ったワンピースやブラウスは、リラックスしながらも洗練された印象に。

日常のシーンからちょっとしたお出かけまで、幅広く着こなせるスタイルです。

 

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これらのスタイルは、今季のトレンドを押さえつつも、自分らしさを表現できる絶妙なバランス。

シンプルながらもエレガントさを忘れない、大人の女性にふさわしいラインナップです。

 

 

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輝きと夢が広がる!華やかなジュエリー

 

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指輪やネックレス、イヤリングなど、数々のジュエリーが煌びやかに並び、その輝きに目を奪われました。

どのアイテムも高貴な光を放ち、見る人すべてを魅了します。

 

特に注目されたのは、フランダースブリリアントダイヤモンドのジュエリーたち。

まるで星空のように煌めくダイヤモンドは、見る者の心を一瞬にして奪い、華やかさと格別な輝きを放っていました。

 

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繊細なデザインの指輪やエレガントなネックレスは、それぞれが一点もののアート作品のよう。

身につける人の個性や気分に合わせて選びたくなる、そんな魅力に満ちていました。

 

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お客様は思わず手に取ってその輝きを確かめたり、スタッフと会話を楽しんだりと、

笑顔あふれるひとときを過ごしていました。

 

 

会場を彩った個性あふれるバッグとアクセサリーたち

 

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会場に並ぶバッグは、どれも一味違った個性を放つ逸品揃い。

エレガントなレザーから遊び心あふれるカラフルなデザインまで、持つ人のスタイルや気分に合わせて選びたくなる

ラインナップでした。

 

特に、ユニークな形やデコレーションが施されたバッグは、まるでアート作品のような存在感。

持ち歩くだけで、日常にちょっとした特別感がプラスされるようです。

 

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そして、バッグだけでなく、お財布やカラフルなめがねケースも大きな注目を集めていました。

財布は上質な素材に遊び心のあるデザインや色使いが魅力的。

めがねケースは、鮮やかでポップな色合いが会場の華やかさを一層引き立てていました。

 

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どのアイテムも、持つ人の個性を引き立てる特別な一品ばかり。

見ているだけでもワクワクし、思わず手に取ってみたくなるアイテムたちが会場を彩っていました。

 

 

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また、健康関連商品や化粧品も充実しており、美と健康に対する新しい提案が満載。

お客様はじっくりと手に取りながら、気になるアイテムについてスタッフと和やかに会話をされていました。

 

 

ご来場いただいた皆さまに心から感謝を込めて

 

おかげさまで、多くのお客様にご来場いただき、会場は笑顔と歓声に包まれました。

皆さまのおかげで、素敵な時間を共に過ごすことができ、スタッフ一同心より感謝しております。

 

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「とても楽しかった」「また来たい」とお声をいただき、その温かいお言葉に胸がいっぱいになりました。

皆さまの笑顔や声援が、私たちにとって何よりの励みです。

 

これからも、皆さまにとって特別なひとときとなるような企画をお届けしてまいります。

次回もまたお楽しみいただけるよう、スタッフ一同心を込めて準備してまいりますので、どうぞお楽しみに!

 

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改めて、素晴らしい時間を共有できたことに感謝申し上げます。

次回の開催でも、皆さまとお会いできる日を心待ちにしています。

 

 

新潟県糸魚川市の柵口温泉 権現荘に泊まってみた!雨天も味わい深い旅に。 (2026.01.19)

経理部の松田です。

 

昨年に金沢検定を受験した翌週、私は能生の柵口温泉 権現荘に泊まってきました。

検定の疲れを癒しつつ、自然豊かな温泉でゆったりとした時間を過ごしました。

 

 

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時間にゆとりがあったので、のんびりと国道8号線を通って目的地へ向かいました。

途中、黒部市の道の駅「KOKOくろべ」に立ち寄ったのですが、道の駅って、ついつい長居しちゃいますね。

 

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お天気はあいにくの雨模様ですが、時折雨が止んで陽が射すことも。

晴れていれば、立山連峰を望むことができたんだろうな…

 

地元のお土産を眺めながら、「これ面白い!」「あれ美味しそう!」とワクワクが止まりません。

気付けば、時間もあっという間に過ぎていて、ついつい長居してしまいました。

 

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その中でも特に気に入ったのは、地元の名物「揚げ天」。

サクサクの揚げ天を買って、その場でパクリ。揚げたてのふんわり感と塩味が絶妙で、とても美味しかったです。

 

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能生の奥地にある柵口温泉 権現荘に到着。

権現荘の先はシャルマン火打スキー場があるだけです。まるで自然と一体化した隠れ家のようです。

 

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この権現荘は、廃校となった小学校校舎を改築し、増築してできた温泉宿です。

どこか面影が感じられる建物ですよね。

 

今回の宿泊はリニューアルオープン記念の「のどぐろ付き謝恩プラン」。

お得すぎてむしろ申し訳ない気分になりながら、能生川に面したお部屋に落ち着きました。

 

窓の外を見ると、静寂な山々と能生川が流れ、とても癒される風景が広がっていました。

 

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一息ついたら、待ちに待った温泉へ。

 

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広々とした内風呂と露天岩風呂がある温泉の湯温はちょうど良くて、40度前後。

熱すぎず、ぬるすぎず、体の芯からじんわり温まることができました。

まるで体がリセットされるような心地よさ!

 

そして、温泉の後に待ち受けていたのは、なんと卓球台!

久しぶりにやってみたのですが、これがまた楽しいのなんの。球に全然当たらなくて!

 

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そして、何と言っても楽しみなのは海の幸と山の幸をふんだんに使った食事!

次々に出てくる料理に、「お腹、もう限界…」と心の中で叫びつつも、結局全部平らげてしまいました。

 

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おいしさに夢中で、気がつけば満腹感と幸福感に包まれていました。

 

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心も体もほっこりのひとときを過ごし、就寝。

 

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翌日、テーブルには食べきれないほどのボリュームたっぷりの朝食が並んでいました。

ご飯のおともがたっぷりあり、ついつい手が止まらない。

定番の焼き魚に、ジューシーな鶏肉料理…どれもこれも美味しくて、ついついおかわり。

 

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窓の外を見ると、謎の豪雨。

「これ、止むかな…?」と心配しながらも、少しだけ期待して待つことに。

雨音を聞きながら、温かいご飯とおかずを味わう幸せな時間を楽しみました。

 

朝食後、ゆったりと温泉に浸かって、心も体もリフレッシュ完了。

やっぱり、温泉って最高ですね。

 

 

帰り支度をして、「ああ、やっぱり天気は残念ながら雨…」と思ったのも束の間、

偶然にも立ち寄った各場所では雨がぱったり止んだりして、思わぬ幸運に恵まれました。

 

権現荘から国道8号線に向かう途中、龍光寺に立ち寄りました。

せっかく近くに来たので、ついでに歴史的な史跡も見ておきたいと思います。

 

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山門にはいくつもの地蔵石が置かれており、階段は苔に覆われ、時の流れを感じさせる趣深い風景です。

 

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龍光寺には荻田氏3代のお墓があります。

荻田氏は、戦国時代の末期から江戸時代初期にかけて、当地域の政治の中枢を担った名家です。

上杉謙信と景勝に仕え、糸魚川城主や高田藩の家老を務めた荻田氏は、当地域の発展に大きく寄与しました。

 

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3基の五輪塔は、中央に龍光寺開基といわれる2代目の主馬(孫十郎長繁)、左に3代目の孫十郎、

右に4代目の隼人のお墓です。

 

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次に立ち寄ったのは、富山県朝日町にある「ヒスイ海岸観光交流拠点施設ヒスイテラス」。

 

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目の前には広大なヒスイ海岸が広がり、海から打ち上げられるヒスイを拾える世界的にも珍しいスポットです。

 

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だけど、今日はちょっとした荒天で波が荒く、残念ながらヒスイを拾うのはお預け…とほほ。

いつか、あの波打ち際から奇跡の一粒を見つけてやるぞー!

 

 

入善町を運転していると、ふと頭に浮かんだのは…そう、確かこの辺りに一等三角点があったはず!と。

その名も「園家山」、標高は17.36m。

 

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駐車場から歩いて3分もかからずに山頂に到着です。

随分前に一度だけ訪れたことがあるのですが、その時の写真が残っているかどうか怪しい…。

ということで今回、再登頂しました!

 

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一等三角点といえば、一般的には高い山の頂上にあるものだと思っていましたが、こんなに低い場所にもあるんですね。

思わず、「どうしてここに?」と首をかしげたくなる、不思議な感覚です。

 

 

これにて温泉旅は終わり。

 

次回は、晴れた日にもう一度訪れて、絶景と美味しい料理を心ゆくまで堪能したいなと思います。

雨の日の宿泊も、それはそれで良い思い出になりました!

 

 

11月1日、金沢検定初級に挑戦 — 不安を乗り越え、見事合格! (2026.01.13)

経理部の松田です。

 

今日は私の金沢検定の受験体験についてお話ししたいと思います。

 

 

▼加賀藩祖前田利家公と正室お松の方を祀る尾山神社

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金沢検定は、金沢に関するさまざまな知識を問う検定で、歴史や文化、経済、産業など、多方面から出題され、

自分の「金沢通」度を測るのにぴったりの試験です。

 

初級、中級、上級の3つのレベルに分かれていて、年に1回実施されています。

試験は四者択一のマークシート方式で、100問出題され、合格基準は80点以上。

 

全国にはいろんなご当地検定がありますが、金沢検定は特に受験者数が多く、人気の高い試験です。

ただ、その分、難易度もトップクラス。

 

 

▼いしかわ赤レンガミュージアム

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私が挑戦したのは、昨年の11月1日に行われた第21回の初級試験です。

 

実は、「金沢検定、ちょっと挑戦してみようかな…」と思ったのが9月の初めのこと。

きっかけは、春に金沢の寺院を何軒か巡ってきたのですが、その歴史の深さに触れて、

「これは勉強してみる価値があるかも」と思ったのです。

 

それからというもの、まずは参考書!と意気込んで本屋へ行ったのですが、なかなか見つからず、

どのお店も在庫切れで「絶版?」と心配になったほど。

でも諦めずに待ち続け、9月15日にふとSNSを見ると、「昨日、新しい参考書が出版された!」とのこと。

これを見て大喜びし、急いで書店へ走り、見事ゲット! やっとの思いで入手できました。

 

 

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勉強期間は約1ヶ月半。

内容はとにかく盛りだくさん! 覚えるべきことが山のようにあって、

最初は「これ全部覚えられるかな…?」と不安になったほどです。

 

計画通りに進めることが難しく、時には焦りや不安にかられることもありました。

昨日覚えたことが翌日にはすっかり忘れてしまっていることもあり、

「本当に合格できるのだろうか」と何度も自問しました。

計画通りに進まないことや、記憶の定着に苦労したことで、正直なところ自信を失いかけた瞬間もありました。

 

特に苦労したのは、人の名前や地名、歴史上の人物たち。

次から次へと出てくる名前に、頭の中がこんがらがってしまい、「誰が誰だったっけ?」と混乱状態に。

もう、頭の中はお祭り騒ぎ状態! 膨大な情報量に頭がパンクしました。

 

それでも、少しずつ復習を重ねて、なんとか理解を深めていきました。

振り返れば、大変だったけれど、その分だけ達成感もひとしお。

 

 

▼加賀八家・旧本多家住宅長屋門と松風閣庭園

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合格できるかドキドキしながら試験当日を迎えました。

試験中は緊張しながらも、最善を尽くすことに集中。

 

しかし、実際に試験を受けてみると、予想以上に難易度が高くて、答えに迷う問題もいくつかあり、

さらに、参考書に掲載されていない問題も出てきて、事前の準備だけでは対応しきれない部分もありました。

 

11月18日に合格発表があり、結果はなんと…無事に合格!

自分でも驚きと喜びでいっぱいです。

 

今回の試験結果は、初級受験者1206名、合格者69名、合格率はわずか5.7%と非常に低く、難易度の高さを実感しました。

 

 

▼金沢市指定保存建造物の旧中村邸

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後日、合格証書と合格バッジが届きました。

何より嬉しかったのは、合格者には金沢市の文化施設を1年間無料で観覧できるパスポートがプレゼントされたことです。

 

このパスポートを使って、実際に現地で学びながら、金沢の魅力をもっと深く体感したいと思います。

これからの楽しみがますます広がります!

 

 

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金沢の歴史や文化、観光スポットについて深く学べるこの検定は、私にとって非常に意義のある挑戦でした。

今回の経験を通じて、金沢についての理解が深まっただけでなく、自分の学習方法や準備の仕方についても

見直す良い機会となりました。

次回はさらにしっかりと準備をして、中級試験に挑戦したいと思います。

 

今回、中級・上級ともに合格者0人という結果でしたので、かなりの難関ですが、

これからも学び続けて、より良い自分を目指していきたいと思います。

 

 

▼城下まち金沢周遊バス

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▼世界的科学者・高峰譲吉(右)と天文学者・木村栄(左)の銅像

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皆さんもぜひ、金沢の魅力を深く知るために挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

国宝松本城見学へ―早朝の訪問で味わう絶景と歴史の魅力 (2026.01.06)

経理部の松田です。

 

明けましておめでとうございます!

旧年中はご愛顧いただき誠にありがとうございました。

本年も皆さまにとって素敵な1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

それでは、昨年のブログのつづきです。

ゴールデンウィーク3日目は長野県の誇る名城、松本城を訪れてきました。

現存する5重6階の天守としては日本最古の城で、国宝に指定されています。

 

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人気のスポットだけあって、朝早く道の駅を出発し、松本城の近くにある駐車場へと向かいました。

ちなみに前日は何度も利用している塩尻市の道の駅 小坂田公園で車中泊しました。

 

到着したのはまだ開門前の時間だったため、お城の周辺は静かで、澄んだ空気の中、

城の壮麗な姿をじっくりと眺めることができました。

 

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北アルプスの山々を背景として、漆黒の天守を水面に映す姿は、実に美しい。

 

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開門前に入場列に並び、少し待つだけで城内に入ることができました。

 

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「黒門」は本丸へ続く重要な門です。

 

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松本城の最大の魅力は、どの角度から見ても素晴らしいその姿。

黒と白のコントラストが映える天守閣は、遠くから見ても近くから見ても、息をのむほどの迫力があります。

特に、早朝の静かな時間帯に見ると、その重厚な佇まいと歴史の重みを感じながら、心が引き締まりました。

 

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天守閣の中も見学し、城の歴史や構造について学ぶことができました。

 

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階段が狭いため、上り下りで待ち時間が発生することも。

 

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鉄砲を打つ鉄砲狭間

 

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こちらは御座所。

城主は天守の最上階ではなく、4階に座を構えたと考えられています。

 

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天守の天井には「二十六夜神」という月の神様が祀られています。

女神様からお告げを聞き、祀りはじめたという伝説が残っているようです。

 

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天守最上階からは本丸庭園や松本市街の景色が楽しめました。

 

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江戸時代に増築された辰巳附櫓。

 

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月見櫓は舞良戸を外すと三方が吹き抜けになる設計。

 

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ゆっくりと見て廻って天守閣の外へ。

 

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下から眺める天守閣、かっこいい!

 

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この時すでに天守閣への入場は2時間待ち。松本城の長すぎる列に驚愕です!

それにしても、ただ者じゃない人気ぶりを物語っていますね。

 

ここに松本城の歴史を支えた2人の英雄、市川量造氏と小林有也氏の碑があります。

 

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美しい天守閣と歴史的価値から人気のある松本城ですが、廃藩置県後、松本城はその役割を終え、

不要となったために競売にかけられ、ついには取り壊される危機に瀕していました。

そんな危機的状況を憂い、城の保存に命を懸けて尽力したのが、市川量造氏と小林有也氏です。

 

彼らは、天守閣の買戻しに奔走し、その結果、松本城の貴重な天守を守り抜いたのです。

その功績を称え、松本城天守保存に大きく貢献した2人の遺志を今に伝えるための碑が建立されています。

2人の偉業は、私たちにとって文化財を守ることの意義と、地域の誇りを再認識させてくれる貴重な証。

城の歴史とともに心に刻まれる大切なメッセージです。

 

 

天守閣を堪能した後は、いったん街の散策へと繰り出しました。

 

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まず目に入ったのは、江戸時代末期の旧町名を記した標柱。

 

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そして、次にやってきたのは、カエルがモチーフとなっている「なわて通り」。

あちこちにカエルの置物や看板が多数あり、これぞ松本の癒やしスポットと確信しました。

 

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途中、四柱神社に足を運び、静かに参拝。

 

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境内にいたハトが人懐っこくて、子供の肩や頭の上に乗ったりしてました。

 

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なわて通りを進むと見えてくるのが、松本市旧市役所跡。

今は旧市役所を模したレトロな市営住宅が建っています。

 

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昼食は四柱神社の横にある老舗蕎麦屋「こばやし」で、迷わず天ぷら蕎麦を注文。

 

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サクサクの天ぷらと、コシのある蕎麦の絶妙なハーモニーに、思わず笑みがこぼれました。

香ばしい天ぷらの衣と、しっかりとした蕎麦の風味が口の中いっぱいに広がり、これぞまさに至福の味わい。

大きめのだし巻き卵も食べ応え抜群で、ふんわりとした優しい味わいで絶品でした。

 

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食後は、歴史と風情が息づく蔵の街・中町をゆったりと散策。

木造の蔵や古い町屋が並ぶ風景は、まるでタイムスリップしたかのよう。

 

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特に面白かったのは、道のそこかしこに点在していた古い井戸たち。

静かに佇む井戸には、何故かほっと心が落ち着く不思議な魅力がありますね。

 

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「若がえりの水」しっかり飲んでおきました。

 

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散策を進めながら、古い井戸を写真に収めたり、ちょっと覗き込んでみたり。

ふと、「この井戸は昔の人々の生活を支えた大切な場所だったんだろうな」と感慨深く思いました。

 

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ふたたび松本城に向かう途中で立ち寄ったのは、長い歴史を誇る老舗味噌屋の「萬年屋」。

多くの芸能人も訪れているようで、松重豊さんの写真も飾られており、「これは間違いない!」と思い、

逸品の味噌をゲットしてきました!

 

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二の丸御殿の入口にある「太鼓門」へ。

 

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太鼓門のすぐ横にある総量約22.5tの巨石は、松本城を築城した石川玄蕃守康長が運ばせたことにちなんで、

「玄蕃石(げんばいし)」と呼ばれています。

 

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二の丸御殿跡

 

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お堀を撮影

 

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松本城の見学を終え、次に向かったのは歴史と文化の宝庫「旧開智学校校舎」。

歩いてわずか10分の距離に位置し、ふらっと立ち寄るのにぴったりのスポットです。

 

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この建物は明治9年に地元の大工棟梁・立石清重さんの手によって建てられたもので、

日本でも最も古い小学校校舎のひとつとされており、国宝に指定されています。

 

特に注目は、「擬洋風建築」と呼ばれる洋風と和風を融合させたその独特なデザイン。

外観はまるで洋館のようで、天使や龍などの精巧な彫刻も見どころのひとつです。

 

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館内には、当時実際に使われていた机や椅子、教科書などの貴重な展示品が並び、

明治時代の教育現場の様子をリアルに感じ取ることができました。

 

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さらに、ステンドグラスの窓ガラスは海外から輸入されたもので、当時の先進的な技術や美意識も垣間見えます。

 

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歴史好きはもちろん、洗練された洋風建築の美しさに興味がある方も必見のスポットです。

 

 

旧開智学校校舎横の愛らしい「旧司祭館」も見逃せません!

まるで童話の中に出てくるような可愛らしい佇まいが魅力の建物です。

 

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この建物は、アーリーアメリカン風のデザインを取り入れており、ペパーミント色の壁面がとってもキュート。

建物の中も無料で見学でき、当時の文化交流や建築の流行が垣間見れて、異国の空気を感じるひとときでした。

 

 

ということで、旅の締めくくりはやっぱりアイス!

 

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松本の街歩きは、歴史とユーモアとグルメが絶妙に融合した、とっても楽しい時間となりました。

多くの観光客で賑わいを見せている松本城ですが、早朝の訪問ならではの静かな時間と、城の荘厳な美しさを

存分に楽しむことができました。

 

 

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