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桜と廃線の風情を感じて (2026.05.20)

経理部の松田です。

 

桜の季節に能登の「波並」へ足を運びました。

「波並」と書いて「はなみ」と呼びます。2005年に廃線となった旧能登線のと鉄道の駅跡です。

桜の季節にぜひ訪れてみたいと思っていました。

桜の花と海の絶景が織りなす風景は、まさに日本の春の美しさを象徴しているようでした。

 

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私が波並を訪れたきっかけは、富山県のフォトグラファー・イナガキヤストさんの写真でした。

彼の写真を見て、能登に波並(はなみ)という場所があることを知りました。

 

イナガキヤストさんはもともと趣味で家族の写真を撮り始めたのですが、その写真の美しさに惹かれ、

次第に本格的に写真活動を始めたそうです。

特に、富山県の美しい風景を「#富山の本気」というハッシュタグとともにSNSに投稿し、

その写真の数々が全国的に話題となりました。

 

彼の写真は、ただ美しいだけでなく、彼の感性や富山県の自然の魅力が存分に伝わってきます。

彼の作品を見ていると、「どうやったらこんな写真が撮れるのだろう」といつも感心させられます。

 

 

能登半島地震以来、久しぶりにのと里山海道を通って、穴水へ向かいました。

そこから国道249号線を北に進むと、やはり自然の力の恐ろしさをひしひしと感じました。

 

地震の影響で、のと里山海道の一部の道路が崩壊してしまいましたが、

懸命な復旧作業のおかげで、全線が無事に開通しました。

とはいえ、走ってみると、道路のあちこちに歪みやぐねぐねとした箇所も残っていて、

改めて地震の規模の大きさを実感しました。

 

 

道中、国道249号線沿いにある七見駅跡に立ち寄ってみました。

能登線は、かつて穴水町の穴水駅と珠洲市の蛸島駅を結んでいたのと鉄道の路線です。

1960年4月に能登線は開業しましたが、2005年4月に廃線となりました。

 

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かつての駅の待合室が、今はバス停の待合室として使われていました。

昔ながらの風情を感じながら、ちょっと懐かしい気持ちになりました。

 

また、そこには横綱・阿武松の生誕の地を示す看板もありました。

阿武松緑之助(おうのまつみどりのすけ)は1828年に北陸で初めて第6代の横綱になった力士です。

なんだか誇らしい気持ちになりますね。

 

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能登半島の内浦の海を眺めながらのドライブは、本当に気持ちが良かったです。

 

ゆったりと海の景色を楽しみながら進むと、

やがて遠くからでもすぐにわかる見事な桜並木が目に飛び込んできました。

その桜並木の先に矢波駅跡がありました。

 

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国道から住宅街の中に入り、ちょっと細い道を進むと、昔のホームへとつながっています。

 

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海沿いにある駅というだけで、なんだか絵になる風景ですね。

静かでノスタルジックな雰囲気に、しばらく見入ってしまいました。

 

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海の向こう岸には綺麗な立山連峰の風景が一望。

 

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海と桜、そして歴史を感じるこの場所、ぜひまた訪れたいと思いました。

 

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海沿いをさらに北へ進んで行くと、三波簡易郵便局というレトロな郵便局があります。

今も現役の郵便局として使われているんですよ。

 

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ペパーミント色の外観がかわいらしいです。

実は、この郵便局は日本郵政のCMやポスターにも登場したことがあり、全国的に知られているんです。

 

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何と言っても印象的なのは、海を背景に立つ丸ポスト。

青い海と空に映える赤い丸ポストは、まさにフォトジェニックなスポットです。

 

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三波簡易郵便局から数百メートルほど進むと、目的地の波並駅に到着しました。

 

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最初に駅に着いたときは誰もいませんでしたが、しばらくすると次々と地元の方々や訪問者が花見に来られました。

中にはカメラ機材を携えた新聞社やテレビ局の方も…

この場所、桜の名所としても知られているんですね。

 

私が訪れたのは4月12日で散り際でしたが、満開の桜の木々が静かに風に揺れる様子は、まさに絶景でした。

 

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駅の待合室は今も残っており、その中には地元の生徒さんたちが作成した旧能登線の紹介ポスターが貼られていました。

 

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廃線跡に桜の木が植樹されたようですね。

 

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また、踏切やホームの痕跡も残っていて、かつての賑わいを偲ばせてくれます。

 

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上の方に向う階段があったので登ってみました。

海岸線を一望できます!

 

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立山連峰がさらに近くに感じられます。

海の波は穏やかで、陽射しを浴びてキラキラと輝いてます。まさに最高の一日!

 

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廃駅と満開の桜が見事に調和し、心が優しく癒されました。

 

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せっかくなので、もう少し足を伸ばして九十九湾へ行ってきました。

目的はもちろん、話題の「イカキング」に会うことです!

 

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九十九湾の入り江に位置する観光交流センター「イカの駅つくモール」に到着すると、

まず目に飛び込んできたのは、全長13メートルの巨大なイカのモニュメント「イカキング」!

その迫力に圧倒されつつ、思わず写真をパシャリ。

 

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ここ能登小木港は、日本三大イカ釣り漁港のひとつとして知られています。

建物の中には、地元の特産品を集めた物産品コーナーや、イカ漁の歴史や仕組みを学べる展示コーナーもあり、

海の恵みと漁業の魅力を存分に感じることができました。

 

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また、今回は見送ったのですが、次回はぜひ遊覧船に乗って、海の上から九十九湾の絶景を楽しみたいと思います。

穏やかな海と美しい景色を海上から眺めるのは、また格別な体験になりそうです。

 

最後に、イカ墨ソフトもいただきました!

見た目はちょっと驚きましたが、味はとてもまろやかで、イカ墨の風味がしっかりと感じられて美味しかったです。

 

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帰り道に千畳敷に立ち寄ってみました。

道路からは、水深わずか1メートル足らずの浅瀬を見ることができます。

 

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かつて海水が引いた際に、この場所から石材が採取され、家の土台や門柱、墓石などに利用されていたそうです。

引き潮のときには、海面から千畳敷の岩肌が姿を現すそうです。

 

岩肌の上には、多くのカモメが休んでいる姿も見られ、のどかで美しい景色を楽しむことができました。

 

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写真を撮るのはもちろん、実際にその場所の空気や景色を肌で感じることができ、とても感動的な一日になりました。

イナガキさんの写真のように、私も素敵な瞬間をカメラに収めることができるようになりたいです。

 

 

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