こんにちは。 経理部の松田です。
……前回の登山記事の続きです。
登山2日目は「道の駅 裏磐梯」で朝を迎えました。
今日は会津富士とも呼ばれる、日本百名山の「磐梯山」に登ります。
朝6時、磐梯山ゴールドラインにある八方台登山口の駐車場に到着。
すでに駐車場は8割ほど埋まってました。
八方台登山口から山頂までは2時間半程の登り。
高低差が少なく、人気コースの為、ハイシーズンは早朝から満車になるのだそう。
早めに来て良かった。
登山届けを提出。
磐梯山ゴールドライン。こちらの裏磐梯方面からきました。
6:40 さあ、出発ー!
ブナ林の中をゆるやかに登って行きます。
子供連れのファミリーも沢山登ってました。
30分程登ると中ノ湯跡に到着。
かつて温泉宿があった所。周辺は硫黄臭が漂ってます。
右奥に磐梯山の山頂が見えますが、近いようで遠い……
中ノ湯を過ぎると本格的な登りに。
しかし、登っては横移動、登っては横移動を繰り返す感じなのでそれほど疲れない。
登山道も歩きやすいです。
樹林の間から吾妻連峰を展望。
昨日登った「一切経山」は真ん中あたりかな?
8:05 お花畑からも弘法清水へ行けるので、ここは迷わずお花畑方面へ。
色とりどりのお花が咲いてました。
ところで花の名前は何だっけ?
お花畑から磐梯山の山頂を仰ぎ見ます。
こちらは櫛ヶ峰。荒々しい山肌がカッコイイ!
あまりにも格好良いので櫛ヶ峰をバックに写真を撮ってもらいました。
撮ってくれたのは、二本松市からご夫婦で来られたという60歳台のご主人。
他の登山者との会話も楽しいものです。
金沢に旅行した時の話や東北の山についてなど、話しが尽きません。
白山にはまだ登っていないようなので、「ぜひ来てね!」と勧めておきました。(笑)
のんびりし過ぎたので先を急ごう!
8:30 弘法清水小屋。沢山の登山者が休憩してました。
下山時に登山バッチを購入。
近くには冷たい湧水が出てます。
8:45 弘法清水からは急な登り。
山頂まであと20~30分程なのでここは頑張りどころ。
9:15 息が切れてきた頃に磐梯山山頂(1816m)に到着。
まずは三角点にタッチ! やったぜぇぇぇぇ!
山頂からは360度の大パノラマ。最高だー!
眼下に猪苗代湖。
こちらは猫魔ヶ岳方面。山上に広がる雄国沼の湿原も見渡せます。
その奥には、新潟・福島・山形にまたがる飯豊連峰。
会津の街。
櫛ヶ峰を見下ろす。
猪苗代湖側から見る磐梯山は緑豊かな山容。
しかし、反対側は明治時代の大規模な水蒸気爆発によって崩壊し、荒々しい姿。
裏磐梯にはその噴火によって作られたという、桧原湖や秋元湖、小野川湖、五色沼など
大小300を超す湖沼群があるらしい。
景観スポットが豊富で大自然を満喫できる裏磐梯は魅力的です。
沢山の登山者で賑わう山頂で展望を楽しみながら、まったりとくつろぎました。
10:10 名残惜しいけど、そろそろ下山しましょう。
と、その前にもう一枚撮っておこう。
\ バンダイサンでバンザーイ!/
ダジャレか?!
お花畑で会ったご主人が私を見て笑っております……。
そういうことなので、写真を撮られるのは苦手というご主人でしたが、
お返しに奥様とのツーショットを撮ってあげました。(笑)
裏磐梯最大の湖・桧原湖。
続々と登ってきます。
11:55 中ノ湯跡を過ぎた頃、雨がポツポツと……
本日は午後から雨予報だったのですが、予報よりも早く降ってきたようです。
幸いに樹林の中なので、木々の葉が雨を遮ってくれてさほど濡れません。
駐車場まであと10分程なので、レインウェアを着ずに早歩きで下山。
12:20 無事に登山口に到着。
登山届けの半切れに下山時刻を記入してボックスに投函。
そして車に乗り込んだ直後に、雷とともにドシャ降りに。間一髪でした!
雷雨の中を下山してきた登山者は皆、ずぶ濡れ。
山頂にいる登山者は大丈夫なんだろうか……。
下山後は裏磐梯の五色沼(一切経山の五色沼とは別モノです。)を散策する予定でしたが、
雨空では景観を楽しめそうにない。
とりあえず温泉に浸かって、今後の予定を考えることに。
天然温泉&屋内プール完備のリゾート施設 「ラビスパ裏磐梯」。
次々と利用者がやって来て、受付には人の列。
もしかしてイモ洗い状態なのでは?と一抹の不安を抱えながら浴場へ。
アレ? ガラガラだー。(ホッ)
どうやら皆さん、ウォータースライダーを楽しんでいるようです。
明日は吾妻連峰の最高峰「西吾妻山」に登る予定でいたのですが、
天気予報を何度確認しても、明日は曇り。
すっきりと晴れないのでは、楽しみも半減。……しゃあない、また来ましょう。
ということで、明日の登山は諦め、会津若松市に向かったのでした。
翌日は市内観光へ。
8月の登山記録はこれで終了。
出かける前は心細くて躊躇していたソロハイクですが、思い切って行って来て良かった!
絶景に感動し、大満足。思い出いっぱい抱えて下山できました。
ミネウスユキソウ
ソロハイクも楽しいもんだ!