経理部の松田です。
3月16日に北陸新幹線 金沢―敦賀間が延伸開業しました。
それに伴い、その区間を走る特急「サンダーバード」と「しらさぎ」の運行廃止は、北陸本線の歴史において
重要な出来事でした。
北陸新幹線の延伸の進展とともに、これら特急の役割を終えることになったのですが、
北陸地方の人々は、長年にわたって「サンダーバード」と「しらさぎ」を愛し、利用してきただけに、
多くの人が特急との別れを惜しみ、胸を痛めたのではないでしょうか。
私はよく母と一緒に、母の実家大阪へサンダーバードに乗って行きました。
夏休みの最終日に満員の特急に乗り、金沢まで立って帰ってきたこともあったっけ…
そして社会人になってからは旅行でもよく利用しました。
特急「サンダーバード」と「しらさぎ」には、旅の思い出が詰まっています。
特急が残した多くの思い出やエピソードは、私にとって一生忘れられない宝物です。
新幹線延伸開業の2日前、金沢駅へ向かいました。
在来線の改札前には「ありがとう北陸本線」のメッセージボードが用意されていました。
たくさんの人の北陸本線への感謝や想い出がつづられたメッセージボードです。
私も特急との別れを惜しみ、メッセージを寄せてきました。
たくさんの旅の思い出をありがとう。
メッセージはここだけに収めきれず、みどりの窓口や通路壁面に沢山寄せられていました。
全部読み切れませんが、「3桁くらいの回数、サンダーバードに乗った」や「日本一大好きな路線」、
「お世話になりました」「ありがとう」などの想い出と感謝の言葉がいっぱい。
寂しさが込み上げてきます。
行き先表示板に流れる「特急」の文字を見るのもこれが最後です…
北陸路から特急の姿が消えてしまうのはとても名残惜しいです。
日常の光景だった「サンダーバード」と「しらさぎ」の姿をしっかり記憶に残しておきたい!
そう思い、石川県内を走るサンダーバードとしらさぎの姿を撮り納めてきました。
その様子は次回にお届けしたいと思います。
とりあえず予告だけ。
少しだけ、にわか撮り鉄の私が撮った写真を載せておきます。
次回につづく…