経理部の松田です。
昨日の山中漆器まつりに引き続き、翌日は九谷茶碗祭りへ行ってきました。
今年も会場は3カ所に分散して開催。今回は、初めての開催場所となった和田山会場へ向かいました。
ですが会場周辺の道路は大渋滞。大変な盛況ぶりでした。
高額品からお買い得品まで勢揃い!
作家ものから普段使いの品までずらりと並び、見応えあります。
昨年見なかった絵柄も沢山。
各店舗、窯元によって全く雰囲気が異なるので、見ているだけでも非常に楽しいです。
おっと、茶碗を持つ手がいい感じだったのですかさず撮影。
どれがお好きですか?
どれも素敵で迷ってしまい、なかなか決められず…
昨年も九谷茶碗祭りの記事を書いているので、今回はここまでにしておきます。
記事の最後に今回の購入品を載せますね。
さて、ここからが本題と言っていいかも。
今回、茶碗祭りの会場となった和田山会場の横には、2020年10月にオープンした「能美ふるさとミュージアム」があります。
本日観覧料無料ということだったので見てきました。
ここで知ったのが、今年2023年が【加賀立国1200年の節目の年】だということ!
ちょうど1200年前の823年に加賀国が越前国から独立したことで、石川県が「能登」「加賀」と呼ばれるようになりました。
加賀国が誕生して1200年。そうとは知らずに来たけど、節目の年と聞くと何か特別なものを感じます。
能美ふるさとミュージアムは、能美の自然や歴史、民俗などを学ぶことができる総合博物館。
国指定史跡である能美古墳群の出土品を中心に、旧石器時代から、「能美」の地名が誕生する約1200年前の
平安時代までの歴史が紹介・展示されています。
展示と壁画の解説がとても見やすくて分かりやすいです。
時代は、縄文・弥生時代を経て、飛鳥・ 奈良・平安時代へ…
いよいよ能美1200年のはじまりの時代です。
能美古墳群は能美市の平野部に点在していて、貴重な副葬品も多く出土しています。
「能美」の文字が墨書された土器が見つかっていて、年代としては平安時代前期の823年に加賀国が立国し、
能美郡が誕生して間もない時期のものとみられているそうです。
展示されている甲冑も古墳群から見つかったものです。
こちらでは人々のくらしを展示。
能美の自然をジオラマ模型で展示。
能美市にも見どころはいっぱい。やはり古墳群には歴史のロマンを感じます。
来年は古墳群巡りをしてみようかなっと。
ということで、加賀立国能美誕生1200年の節目の年に能美市の歴史を知りました。
能美市は世界に誇る九谷焼の産地。伝統工芸品を通じて、土地の文化に触れることが出来、楽しかったです。
さてさて、今年の購入品はこちら。
ツバキ絵のお皿は優しい色味が気に入って買いました。九谷焼作家 遊さんのものです。
私、お酒は飲めないのでお猪口は飾ってあるだけですが、少しづつ買い足してコレクションにしたいと思います。