こんにちは。経理部の松田です。
つ、ついに登山部を結成しましたよ!
昨年の医王山登山が好評だったことから、今年は上高地ハイキングを計画。
これを機に登山部を結成することになりました。
開催は不定期ですが、それぞれの山のベストシーズンを狙って
雄大な景色と自然をたっぷりと楽しむ登山を行っていこうと思ってます。
目標は白山登頂! 頑張るぞー!
そうゆうわけで記念すべき登山は、日本屈指の山岳リゾート・上高地へ。
6月2日(土)、新緑で輝く季節にハイキングを楽しんできました。
なんといっても上高地は景観が素晴らしいです。
最初から最後まで魅せられっぱなしでした。
早朝に会社に集合し、乗り合わせて平湯に向かいました。
道中、空は雲に覆われていましたが、平湯に近づくにつれ陽が差してきて青空に。
眺望が期待できそうで気持ちが高ぶります。
8:20 平湯のアカンダナ駐車場から上高地行きのシャトルバスに乗車。
翌日にウエストン祭が行われるにもかかわらず駐車場は意外にもスキスキ。
タイミング良く、バスにもすんなりと乗れました。
バスの中から見えてきた景色に気分は上々。
8:40 大正池バス停で下車。
爽やかな空気と新緑が気持ち良いです。
大正池ホテルの横から遊歩道を辿ります。
1分もかからずに大正池。そしてこの景色! ス、スゴイ!
岩と緑のコントラストが美しい焼岳。そして鏡のように映し出す大正池。
大正4年の焼岳大噴火により土石流が梓川をせき止めてできたのが大正池。
焼岳は今も噴煙を上げる活火山です。私は過去に2回登頂。
早速、皆で記念撮影。今回の参加メンバーです。
そして進む先には穂高連峰と大正池。
しょっぱなから度肝を抜かれるこの景観。本当にキレイです。
上高地、最高だー!!!! すでにハイテンション。
池のほとりにつけられた遊歩道を歩きます。
ここから見る焼岳もステキ。
立ち枯れの木は年々減っていて、2020年頃までには元の梓川に戻ってしまうらしい。
貴重な景色を見れて良かった!
そして目の前をふわふわと舞う白い綿毛。
これはケショウヤナギの種子が舞い飛ぶ上高地の初夏の風物詩。
とても幻想的な光景でした。その様子は動画でどうぞ。
たまには上も見上げてみよう。
20分程歩くと田代湿原です。
原生林の中にぽっかりと開いていて、穂高連峰の絶好の撮影スポット。
湿原のレンゲツツジはこれから楽しめそうです。
ここでメンバーの一人から「国立公園と国定公園はどう違うの?」との質問。
他のメンバー「字が違う」と。(笑)
後で調べてみたら、どの組織が管理しているかで違うとのこと。
国が管理しているものは国立公園、都道府県が管理しているものは国定公園とありました。
この先の分岐で梓川沿いコースを進む。
すると、カラマツ林でサルに遭遇! 子ザルの姿も。
ガサガサと笹の中から現れたサル。警戒することなく悠々と我々の前を歩いておりました。
梓川を見ながら新緑の木々の中を歩きます。
爽やかな風が心地よいですが、だんだん暑くなってきて夏の陽気。
そして梓川が美しすぎたー!
水の透明度とコバルトブルーに輝く清らかな流れにビックリ。
まさに息を飲む美しさ。感動!
あまりのキレイさに何度、梓川に飛び込みたいと思ったことかww
たしろ橋とほだか橋を渡ってウエストン園地へ。
「皆んな、振り返って~」とパチリ。自然な写真が撮れた!
なんだかヨーロッパのチロルみたいな雰囲気! 行ったことないけど、、、
ここからは六百山と霞沢岳がもっともよく見えるところ。
魅力のある山だけどアップダウンが多くてキツそうです。
一度は泊まってみたい! そしたらもっと上高地を堪能できることでしょう。
ウエストンのレリーフ
イギリス人宣教師のウォルター・ウエストンが穂高岳や槍ヶ岳に登り、
著者で上高地の魅力を紹介したことにより世界的に知られることに。
登山の楽しみを日本人にも伝えた功労を称えてレリーフが設置されています。
明日はウエストン祭。レリーフが見れて嬉しい♪
レリーフの前に咲いていたコナシの花。満開でした。
私は上高地に2度来てますが、いづれも奥穂高岳や槍ヶ岳登山が目的だったので
今日、見たことのない上高地の景色を見ることが出来てホントに嬉しいです。
たしろ橋まで戻って左岸を歩きます。
河原に降りてみました。
川岸に生える木々が眩しい。新緑は今が最盛期。
振り返って焼岳。カッコイイ。
ここは梓川が大きく蛇行する場所。
そして穂高連峰がぐっと近づいてこの絶景。 素晴らしい!
望遠鏡で穂高連峰を眺める。雪渓を歩いてみたいらしいww
10:40 上高地バスターミナルで休憩。
ここでウエストン祭の記念品をこっそり購入。これはあとのお楽しみに♪
バスターミナルから5分程歩くと...見えてきました!
上高地のシンボル・河童橋! 定番スポットですね。
観光客で混雑する河童橋を渡って、右岸自然探勝路を歩きます。
しばらく歩くと木道になり、岳沢湿原が現れました。
湿原の中に立ち枯れの木が点在する幻想的な風景。
岩魚が泳いでました。水の中にいるのかわからないほどの透明度。
鳥のさえずりを聞きながら森に囲まれた散策路を進んで行きます。
針葉樹や広葉樹の森の中は爽快!
メンバーの一人「野鳥を撮影したい」と。姿見つけられるのか?
小さな沢をいくつも渡ったり、木道を歩いたり、景色に変化があって楽しい。
倒木の上を歩く超絶なバランス感覚!? 私はムリです...
キレイな景色なのでここでも記念撮影。
11:50 河童橋から約1時間歩いて明神橋に到着。
左手の穂高神社奥宮の鳥居をくぐります。
鳥居の先に嘉門次小屋。
上條嘉門次が明治13年に建てた小屋です。
上高地に移り住み、穂高を知り尽くした嘉門次がウェストンの山案内人でした。
小屋の向かいには嘉門次の石碑。
私は7年前、槍ヶ岳に登る際にこの石碑を見に来ました。思い出深いです。
奥へ進むと穂高神社奥宮。
明神池を見るには拝観料300円が必要です。今回はパスね。
趣がある当時のままの小屋。
囲炉裏には嘉門次のピッケルと猟銃。
名物の岩魚の塩焼きは次回にお預けです。
お腹が空いてきたので休憩。昼食は明神橋の河原で。
どこででも記念撮影。(笑)
お腹を満たしたら再出発!
ここでカメラのバッテリーが残り少ないことに気付く。
まだ最終目的地まで行ってないし、大好きなお花も撮ってないじゃないかー!
撮影ポイントが多すぎるー!
そんでもって記事が終わらなーい! (もう少しだけお付き合い下さい。)
12:30 明神橋を渡る。後ろにそそり立つは明神岳の岩峰。
今回のハイキングの最終目的地である徳沢を目指します。
そして、いよいよお花畑に突入!
私が「お花いっぱい咲いてるよ」と言っても、他メンバー「ふ~ん」
花には興味がないようで波長合わずww
全然ゆっくり写真が撮れなかったので、今度は絶対ひとりで来よう!
小川が流れ込んでいる道。
13:40 徳沢に到着。
開放感があって気持ちの良いところです。 寝転がって星空を眺めたい!
ここには井上靖の小説・氷壁の舞台となった宿「徳澤園」があります。
私にとっては憧れの宿です。
宿に併設された「みちくさ食堂」。食堂内も外観も可愛らしいです。
山小屋なのにハイセンス!
人気メニューは野沢菜チャーハンだそうですが、
以前登山の帰りに食べたカレーもめちゃくちゃ美味しかった♪
そして徳沢に来たら絶対外せないのがソフトクリーム! おごって頂きました。
至福のとき♪
「さあ記念撮影しようぜ」と取り出したのは内緒で買っておいた記念タオル!
そう、このタオルを広げて撮りたかった!
それでは今日のハイキングを記念して「はいチーズ!」
写真撮り終わった後、山ガールにどこに売ってますかと尋ねられたので、
河童橋の前とバスターミナルですと答えておきました。
14:10 名残惜しいけど徳沢を出発。
緑が眩しい木々の道を戻ります。
14:55 明神でちょっと休憩。
新人メンバー「先に河童橋へ行ってます」と言ってひとり走って行きました。
どこにそんな体力があるんだ?
15:40 河童橋に戻ってきました。
我々を寝て待つ新人メンバー。(笑)
河童橋もこの時間になると観光客が減って、静かな時間を過ごせるようになります。
これでもかと最後の記念撮影! やはりここで撮っておかないとね...
16:00 上高地バスターミナル。
帰りもすんなり。待つこともなく臨時便に乗って平湯に戻りました。
上高地の景色と自然をあますことなく満喫できた今日のハイキング。
澄んだ梓川、雄々しい穂高の山並み、幻想的な湿原の美しさがとても印象的でした。
そしてキレイな景色を見て、メンバーで感動を共有できたことが良かったです!
来訪者も多くなくてのんびりと楽しめたので新緑の季節はオススメかも。
上高地、何度でも訪れてみたいですね。
早速、次はどこへ行こうか想いを馳せております。