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人気の谷川岳登山。初級コースでも手ごわかった… (2025.03.19)

経理部の松田です。

 

久々の登山ブログ。

昨年9月に日本百名山の「谷川岳」に登ってきました。

谷川岳は新潟県と群馬県の県境にそびえ、トマの耳(1963m)とオキの耳(1977m)と呼ばれる2つの頂きを

もつ双耳峰です。

谷川岳は気象の厳しさでも知られ、そのため森林限界が低いので、標高3000m級の高山に匹敵する大パノラマを

楽しむことができます。

 

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登山コースはいくつかありますが、私は一般的なロープウェイ利用の天神尾根コースで登りました。

天神尾根コースは初級向けコースと言われてますが、

 

皆さん、侮るなかれー!!

 

距離は短くはないし、岩場・鎖場もある本格的な登山ですよ。

装備も体調もしっかり準備しないとキツイですよ!

 

 

前日の夜に自宅を出発し、北陸道の上越ICで高速を降り、下道で越後湯沢へ。

途中コンビニで翌日の食料を調達し、湯沢ICから水上ICまで関越道を利用して谷川岳へと向かいました。

 

深夜12時前にはロープウェイ乗り場がある谷川岳ベースプラザの駐車場に到着。

何度も通ったことがある道でしたが、久々の夜道の運転は疲れた…

 

関越トンネルを抜けると群馬県側は雨が降ってました。谷川岳連邦は急激に天候が変化することが多いのです。

過去にも谷川岳の駐車場まで来ながら翌朝天気が悪くて登山を断念したことがあります。

谷川岳の明日の天候は ″曇りのち晴れ″  たぶん大丈夫でしょう…た・ぶ・ん…。就寝。

 

……う~ん眠れない……眠れないなぁ。最近体力が爆落ちしてて、山頂まで歩き通せるか不安で全然眠れない。

結局朝まで一睡も出来なかった。

 

最悪ー⤵⤵⤵

 

 

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ロープウェイ代は大人往復3000円也

「今日は雷注意報がでてるので気をつけてください」とのこと。大丈夫なのか?

 

ロープウェイで約15分、天神平駅に到着。

ここで朝食のコンビニおにぎりを頬張り、トイレを済ませてからスタート!

けれど、外に出てみれば小雨模様。

 

雨ふってるやん!

 

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雨具を着るほどではないのでそのまま出発。

 

本日の行程は天神尾根を歩いてトマの耳を経由し、オキの耳までをピストンするコースです。

最初はなだらかな道を進みます。

木道も敷かれており、歩きやすい道が続きます。

 

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序盤から岩場もでてくる。

雨で濡れていると滑りやすいので慎重に岩を乗り越えていきます。

 

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樹林の中は、それほど雨に濡れることはなかったのですが、次第に木々が低くなり、服もザックも濡れ始めたので

レインジャケットを着用。

しかしザックカバーを忘れてしまい、ザックの上からレインジャケットを羽織りました。なんとか袖に腕を通す。

カメラはザックの中に仕舞ったので、しばらくは写真がありません。

 

 

熊穴沢避難小屋に到着。ここで少し休憩。

写真は下山時に撮ったものです。

 

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この後いよいよ本格的な登りになります。

 

すぐに急な傾斜の岩場が出現。

岩が濡れているとかなりキツイ。滑り落ちそうで神経をすり減らします。

 

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この後も岩場と鎖場が連続。傾斜も上がっていくのでかなりしんどいです。

初級コースといえど、 かなり手強いぞ!

 

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休憩ポイントの天狗の留まり場に到着。

ガスで何も見えないので黙々と登ります。

 

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しばらく歩くと、右手に天神ザンゲ岩。

寝転ぶのにちょうどいい斜度でした。一秒でも寝たい!

 

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それにしても、なんでこの名前なんでしょうか?

 

 

周囲が開けてきました。

 

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階段状の登山道を登りきると、やっと肩の小屋に到着。

売店で登山バッジを購入しました。

 

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稜線へ。

11時、雨が上がって空が明るくなってきました。

天気予報ではちょうど11時から晴れ予報だったので、青空になることを期待しながら山頂へ。

 

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トマの耳(1763m)の山頂に到着。

あいにくガスの中。本来なら360度の大パノラマを楽しめるはずなんだけど…

 

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展望がないので写真だけ撮ってオキの耳へ向かいます。

 

 

振り返ってトマの耳方面を撮影。

 

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オキの耳へはいったん登山道を下って登り返します。

 

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オキの耳(1977m)の山頂に到着!

 

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青空がキター!

 

時折、ガスが晴れて、美しい稜線と山肌が姿を見せてくれました。

その度に登山者から歓声があがります。やはり綺麗な景色が現れると気分が上がります。

 

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笹が広がる一帯はまるで緑のカーペットのよう。

 

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谷川岳は非対称山稜。写真の左側は険しい岩壁です。

谷川岳の一の倉沢はロッククライミングで有名ですが、死者数世界一の記録を持つため「魔の山」とも言われています。

 

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もう少しだけ先に進んでみました。

富士浅間神社の奥宮があります。

 

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さらに稜線は一ノ倉岳・茂倉岳と続きます。

時間に余裕があれば、茂倉岳まで行ってみたかったのですが、

体力とロープウェイの最終時間を考えると行けそうにないのでここで引き返しました。

 

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いつかそっち方向にも歩いてみたい!

 

 

足元には高山植物がちらほら。

オオカサモチ

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ハクサンフウロ

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ホソバコゴメグサ

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葉につく雨の雫が神秘的でした。

こういう景色に出会えるのも雨の日ならでは。新しい発見があっていいものです。

 

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トマの耳でもう一度写真を撮っておこうと思ったら、標柱の前でご年配の男性が何やら困っている様子。

声をかけると、携帯電話の画面が真っ暗になって写真が撮れないとのことだったので直してあげました。

ついでに記念写真を撮ってあげたら、「ありがとう、これで山頂に登ったことを家族に証明できるよ」って

喜んでました。笑

 

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眼前に広がる大展望。日本百名山だけあって景色は抜群です。

 

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名残惜しいですが、そろそろ下山。

急勾配に階段が設置された道。この登りはきつかった。

 

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熊笹と若干紅葉した草紅葉がきれいでした。

 

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天狗の留まり場から下を見下ろす。ロープウェイ乗り場まで遠いなー

 

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帰りは疲れ果てて 無言。ハァー

 

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登りの時は雨で何も見えませんでしたが、下山時は木々の間から谷川岳を望みながら歩きました。

 

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ヘトヘトになって無事下山。

 

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現在、谷川岳ロープウェイを管理しているのは星野リゾートです。

この日、駐車料金はなぜか無料でした。

 

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最後に陽が射した谷川岳をパチリ。

 

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またね。

 

下山後はまっすぐに自宅に帰りました。

 

山で過ごす時間はとってもリフレッシュになります。

山に登って、山に励まされて降りてくる! そんな感じです。

 

 

展望と花の道を歩く「白山登山」 (2021.09.08)

こんにちは。 経理部の松田です。

 

7/23に日本三名山の白山に登ってきました。

8月の夏山登山に向けて、トレーニングを兼ねて登った白山ですが、日帰りの白山はいつもながら、きついです。

 

今回で6回目の白山登山になりますが、毎回ヘトヘトでございます…

 

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そんな白山でのトレーニングも空しく、8月の夏季休暇中は山の天候がよろしくなく、結局登山できず仕舞い(泣)。

そんなことで、書く予定のなかった今回の白山登山の記録をせこせこと書いてみた次第です。

 

 

ようやく待ちに待った夏山シーズンが到来!

この時期の白山はお花三昧。登山道は色とりどりの花で彩られ、それはそれは素晴らしい景色が広がっているのです。

その為、白山の人気は高く、遠方からの登山者も非常に多いです。

 

ということで、白峰の市ノ瀬に前日入りしました。

 

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駐車場の様子。

19時時点ではまだ空きもいっぱいありますが、日が暮れると次々と車が入ってきて駐車。

夏山シーズン中は混雑は必至。登山届も今日のうちに提出しておきます。

車中泊ですが、夜は意外と暑く、車の窓を少しだけ開けて寝ました。

 

4:30  別当出合行きのシャトルバスのチケットを購入。

いつのまにかバス代が値上がり。バスも北鉄バスではなくなってました。

 

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5:35 別当出合登山口。いよいよ山頂に向けて出発です。

今日は砂防新道を歩き、黒ボコ岩経由で山頂を目指します。

 

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まずは吊り橋を渡って対岸へ。前後に歩く人の振動でふわふわと揺れて怖かったわー。

 

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急な石段の登りを過ぎると登山道は緩やかに。

白山の登山道は次々と景色が変わり、目を楽しませてくれます。

 

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気持ちの良いブナ林の中を30分程歩くと休憩ポイントの中飯場。トイレと水場があります。

 

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先ほどから前を歩く男性が何度も振り返って私に話しかけてきます。

「あれが白山ですか」→「いいえ、あれは別山です」

「地図に山頂が御前峰となってるけど、白山という名の山は?」→「白山は総称です。最高峰が御前峰」

「白山は花の名山なんでしょう?」→「そうです、花の種類が多いですよ。もう少し先へ行くとお花が咲いてます」

 

そんな会話をしながら登っているうちにお花も現れ始めました。

この男性、「定年退職して時間があるからボチボチと登っている」と言われてましたが、足取りがとても軽やか。

福岡県にお住まいで、九州から神戸港まで車をフェリーに乗船させて、白山に来たとのこと。

北陸も白山登山も初めてなんだとか。

混雑するアルプスを避けて白山に来たそうですが、駐車場の車の数と登山者の多さに驚かれてました。

「白山、良いところですね」とのお言葉もあったので、白山登山を楽しんでくれてるようで良かったです。

 

これはサンカヨウの実。ブルーベリーみたいですね。

 

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登山道がミヤマキンポウケで彩られてくると甚之助避難小屋はすぐ。

 

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7:30 甚之助避難小屋に到着。登山口から2時間程登ってきました。

ここにもトイレと水場があります。砂防新道は給水ポイントが豊富なのが良いところ。

 

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8:10 南竜分岐に到着。

向こうに見えるのが別山。カッコイイ!

 

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展望が開けてくると、直射日光をもろに受け、暑さもハンパないです。

水に濡らしたタオルを首に巻いてクールダウン。ちょっとだけ生き返りました。

 

日本海が見えてます。

 

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分岐を黒ボコ岩方面へ。

ここから先は展望も良く、お花の種類もどんどん増えてきます。まさにここからが花の名山の真骨頂!

 

ヨツバシオガマ

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ミヤマキンバイ

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斜面にはコバイケイソウの群落

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お花を愛でながら歩くのはい楽しいけど、撮影の度にしゃがんだり立ったりは足に堪えるんだよね~。

徐々に体力が消耗してきて辛くなってきた…。

 

山腹を巻いて進みます。見晴らしが良くて気持ちの良いところ。

 

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沢を渡れば十二曲がり。お花畑の中の石段をジグザグに登ります。

山の斜面一面がお花で埋め尽くされ、圧巻! どこにカメラを向けても絵になります。

 

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後ろを振り返れば、別山。

 

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登りの途中にある延命水。

ぽた…ぽた…としか水が出ていなかったです。あー命をつなぐ水がーーー!

 

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9:05 黒ボコ岩。沢山の登山者が岩の上で写真を撮ったり、休憩してました。

私はここまででもう十分堪えてしまってます…

 

そしてようやく白山山頂の姿が! あーいつ見てもきれいー!

 

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チングルマやアオノツガザクラなどのお花もお目見え。

 

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木道をたどってハイマツ帯の五葉坂へ。

ここを登りきれば室堂ですが、ここまでの疲労が足にきます。岩伝いの登りはしんどーい!

 

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9:40 室堂到着。はぁー着いたー。

 

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水洗トイレと更衣室が新しく併設されてました。帰りに利用しましたが清潔感があってとても綺麗でした。

 

山頂を正面に見ながらベンチでおにぎりと家庭菜園のミニトマトを食べてエネルギー補給。

高山であろうが炎天下の中はさすがに暑いです。

 

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10:00 山頂目指して出発

 

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山頂に続く道。

 

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歩き出すとすぐにお花の撮影ポイント。誘惑がいっぱいあって、なかなか前に進めないです…

白山は高山直物の宝庫。

 

石川県の県花クロユリ

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今年も出会えて嬉しいです!

 

コイワカガミ

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クルマユリ

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ハクサンフウロ

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青空が広がっていい感じ。

 

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後ろを振り返れば、夏山感がスゴイ!

 

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迫りくる雲、山頂に着くまでに青空間に合うだろうか…

 

ようやく山頂まで半分を過ぎたところ。

はーしんどー。足が重くて全然進んでる気がしない。

 

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若者の男性グループも、「足やっばー」と言いながら登ってました。私もやばい!

 

疲れたら立ち休み。景色を眺めて深呼吸。

他の登山者からの「あー、キレイな山だねー」の声が励みです。

 

11:00 山頂に登頂しました! しかし残念ながら山頂はガスの中。

 

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私も撮影の列に並んで撮ってもらいました。

疲労困憊の為、顔は隠させて頂きますね(笑)。

 

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白山の最高峰が御前峰(ごぜんがみね)標高2702mです。

晴れていれば、日本海や北アルプス、御嶽山など360度の大パノラマが広がっています。

 

時折、ガスの切れ間から火口湖のお池が一望できました。

まだ雪が沢山残ってますね。コバルトブルーに輝く池が美しいです。

 

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雪の上はとても気持ちよさそう。

毎回、お池巡りコースを歩いて下山するのですが、今日はすでに体力の限界を感じとっていたので、

お池巡りはせずにピストンで下山することにしました(泣)。

 

11:45 下山時の膝痛を考慮して、無理をせず、おとなしく下山しまーす!

室堂に向かって歩いていると、自転車を抱えて登ってきたツワモノどもが。

 

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自転車に乗って下山するそうですが、自転車で通れるようなルートがあるのでしょうか?

すごい人達がいるもんだ(驚)!

 

室堂山荘周辺もコバイケイソウの群落。今年はコバイケイソウの当たり年だったようです。

 

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ハクサンコザクラ

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13:00 室堂でしばし休憩をして出発

 

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途中、膝が痛くなってきて、岩から足を下ろす度に″イテテテテー″と。下山はやはり堪えますねー。

何度か休憩をとりながら、ゆっくりと下山しました。

 

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16:30 無事に別当出合に到着。はー疲れたー。

2週間ほど前から、体幹に良いとされる筋トレをしていたものの、全く持久力なし。

そして半端ない筋肉痛の苦しみ…(涙)

 

それでも、豊かな自然に満ちた白山は大きな魅力なので何度でも行きたくなってしまうんです。

展望と花の道は本当に気持ちよくて楽しい!

次回はもうちょっと筋力をつけて行こうと思います。

 

 

 

白山登山ショートムービー

 

 

 

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