こんにちは。 経理部の松田です。
\ 思いっきり登山を楽しみたいっ!/ そう思って、
8月、夏季休暇を利用してはるばる東北の山に登ってきました。
登った山は、山形県の鳥海山と蔵王、福島県の安達太良山(あだたらやま)です。
3山とも日本百名山です。
東北まで相当な距離があるので、一日目は移動日とし、まずは鳥海山を目指して車で北上。
移り変わる景色すべてが新鮮で、長い道のりも楽しかったです。
夕刻には鳥海山の麓に到着し、鳥海ブルーラインを通って秋田県側の登山口駐車場へ。
鳥海山は標高2236メートルの活火山です。
登りの所要時間は4時間30分程なのですが、ものすごく遠そう・・・。
東北の山は、登山口から少し登ればすぐに森林限界を越え、展望が開けるのが魅力。
日本海を背に始終展望の良い道が続きます。
登って稼いだ標高がもったいないですが、一旦下って雪渓を渡り、
岩と緑のコントラストが美しい外輪山を横に見ながら登ります。
このあたりで一気に疲れてきて足が全然前に進まず、「もう無理かも・・・」と
心が折れ始めました。
景色を眺めて気を紛らわし、さらに溶岩ドームの岩場を乗り越えて山頂へ。
登山者のお兄さんに「この岩の間を通って、少し登れば山頂ですよ。」と
励ましの声を貰いますが、バテバテの私には、喜びよりも「まだ着かないのかー(T_T)」と
精神的ダメージの方が大きかったです。
「お兄さん、すみません。」
なんとか力を振り絞って、無事に山頂に到着。
今年初の登山は、体力も気力も何もなくて、本当に辛かったです。
山小屋でポカリスエットを買って飲んだら、徐々に体力が回復したので、
大展望の外輪山の稜線へ向かいます。
歩きやすくて気持ちの良い稜線。大きく裾野を広げた雄大な景色に感動です。
ずっと見ていたいこの景色に「あ~来て良かったー。諦めなくて良かったー。」と
まじで思いました。
帰りは「もう歩け~~ん」と膝ガクガクになりながらも、鳥海湖を周回して下山。
毎度のことながら登り以上に下山は辛いです。
でも素晴らしい景色に出会えたので満足感はいっぱい♪
♪鳥海ブルーラインで出会ったキツネ♪
翌日は筋肉痛に耐えながら、お手軽ハイクの蔵王へ。
最高峰の熊野岳1841mに向かう登山道と火口湖。
翌々日は、安達太良山1699mへ。
この山は高村光太郎の智恵子抄に登場することでも有名です。
“安達太良山の上にある空が本当の空だ” ということで見上げて確認してみました。
今年の夏は本当に絶好の機会に巡り会いました。
東北の山の魅力を発見することが出来たことは、忘れられない思い出です。
思いきって行って来て良かったです。
そして、登山の合間に蔵王駅で山形新幹線を見たり、会津若松城を見学したり、
喜多方ラーメンを食べたりしたことも楽しい思い出です♪
東北には魅力的な山がたくさんあるので、体と心を鍛えて是非また東北へ!
\ 必ず行きますよ! /