ユニフォームセクションの加納です。
石川県には400名ほどしかいない加納姓ですが、生まれ育ちは岐阜県です。
岐阜県も広うございまして、西美濃は安八郡にある神戸町(ごうどちょう)になります。
木曽三川は揖斐川の中流域にある山一つない濃尾平野の西地区になります。
今年の大河ドラマでは、光が当たりそうな土地になります。
そんな何にもない郷里ではありますが、「夜叉が池 伝説」という言い伝えがあり、
小学生の頃、歌もできました。
♬ひ~~でりつづきのこの村に~~ あ~めを降らせてくれたなら~娘はお嫁に差し上げますと
む~らのちょ~じゃはが~んかけた~~
・・・とこんな歌ですが、50年経っても覚えています。
今は石原姓を名乗り、当主は ”伝兵衛” を引き継いでおり、2歳下の後輩が今はこの名を名のっていることでしょう。
ゴールデンウィークの5月3日・4日に行われる「神戸の火祭り」は、若い衆には血沸き肉躍る年に一度の
メインイベントでした。(若いころは4月13日14日でしたが、少子化の為?)
↓クライマックスの朝渡御(朝わたり)
琵琶湖に見立てた水溜り↑
500mほどの参道を担ぎ手がリレー形式で入れ替わりながら走ります。
周りを囲む松明が勇壮な雰囲気を醸し出します。が、神輿を担いでいる男衆は大変です。
1トン近くある神輿を8人で担ぐので、自力では走れません。
脇を固める「引き」が引っ張り、後ろから突かれてやっと走る感じです。翌日、肩がパンパンに腫れます。
↓還御(昼わたり)
こちらは走らず練り歩く感じです。
故郷離れて20年以上経ちますが、懐かしく感じる今日この頃です。