こんにちは。 登山部の松田です。
9月14日(土)、日本三名山の立山に登ってきました。
立山黒部アルペンルートを利用すれば室堂から約2時間程で雄山に登頂できるので
多くの登山者が訪れる人気の山です。
とはいえ、そこは標高3000m級の高山!
急斜面に息が切れます…
足が上がりましぇ~ん…(笑)
当日は大快晴に恵まれ、多くの登山者で賑わった立山。
私たち登山部も立山の雄大な大自然を満喫してきました。
それでは立山登山の記録です。どうぞお楽しみ下さい。
7:30 立山駅周辺の臨時駐車場に到着。
既に駐車場はどこもかしこも満車。想像以上の混雑っぷりです。
すでに満車となっていた臨時駐車場。
私達は対岸の称名滝方面へ少し進んだ臨時駐車場に駐車。
もしや停めれないんじゃないかと焦りました。
立山駅に停車中の“レッドアロー”。朝からいいモノ見れた。
7:40 立山駅へ。
登山の起点となる室堂へは立山黒部アルペンルートでアクセスします。
チケット売り場には長い列。晴れの三連休ですからね、やはり混んでます。
8:20 立山駅からケーブルカーと高原バスを乗り継いで室堂へ。
今日は臨時便が次々と出てるようです。
美女平からは高原バスに乗り換え、50分程バスの旅。
バスの車窓からソーメン滝。
車窓からの景色も素晴らしく、テンションが上がります。
9:25 標高2450mの室堂に到着。
青く晴れ渡った立山に大歓声!
立山玉殿の湧水で空のペットボトルに水を補給。
冷たくて、おいしいー!
さっそく記念写真。
今回の参加メンバーは6名。女性参加が嬉しいです。
9:50 いよいよ雄山の頂上3003m目指して出発!
頑張るぞー!
立山とは、「雄山」「大汝山」「富士ノ折立」の3つの峰の総称です。
最高峰は大汝山の3015m。この時はまだ行けたらいいなぁと思ってました。
青空にくっきりと映える岩峰。
立山から別山に連なる山並みの景観が素晴らしいです。
後ろを振り向けば、室堂山荘と大日岳。
9月中旬なのに秋の気配はどこえやら?
草木はところどころ黄色に色づいているものの、陽差しは強く夏の陽気。
風もなく暑い…。
まずは一の越を目指して石畳の道をゆるやかに登っていきます。
休憩をとりながら行きましょう。
徐々に急坂に…。案外しんどい。
積み上がったケルンで撮影。室堂も遠く小さくなってきました。
10:50 標高2700mの一の越に到着。室堂から1時間。
ここまでも相当疲れたー。
一の越から雄山山頂までは岩場の急登。
岩のペンキ印に従って足場を探しながら登っていきます。
見上げればこの急登。ひぇ~~~
少し登っては少し休憩。
すぐに息が切れる私。皆についていくのに必死……
一気に展望が開けてきて、この絶景。
お向かいの山は浄土山2831mと龍王岳2872m。
2年前の秋、私は浄土山と龍王岳そして雄山と大汝山までぐるっと登ったんだけどなぁ。
完全に体力落ちた……
まだまだ岩場を登る。
↓ 高山初登山にして一番元気だったメンバー
少し開けた三の越に到着。半分ぐらいまでは登ったのかな?
室堂平を見下ろせば、ミクリガ池やミドリガ池が美しい。
奥には大日岳と奥大日岳がそそり立ち、雷鳥沢キャンプ場まで見渡せる絶景。
富山の街と日本海も見えてます。
そして反対側の南方面に目を向けると、なんと富士山の姿!!
私たちツイてる?! 最高のお天気じゃん!
南アルプス、槍ヶ岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳などの名峰もバッチリ。
素晴らしい展望に大歓喜!!
8月に立山登山を計画してたのですが、天候不良の為やむなく中止。
それで再度計画した今回の立山登山。最高の登山日和になりました! よかった、よかった!
さあ、雄山の頂上までもう少し。
でもね、ここからもキツイ…
山頂は見えてるのになかなか足が上がらないんだよね~。
なので周りの景色を見ながら、ヒーヒー、ハーハー言ってる私。(笑)
山頂間近、最後の休憩。なんで笑ってるんだっけ?
12:15 ついに雄山3003mに登頂!皆んなヤッタネー!
雄山山頂は満員御礼で大賑わい。
目の前には爺ヶ岳、針ノ木岳、蓮華岳などの後立山連峰が一望です。
早速食事タイム。もうお腹がペコペコです。
食事用の水を担いで上がってくれたメンバーさん、ありがとう。
私はウインナーを焼く!
次々と飴玉の差し入れ。
ひとり堪らずビールを飲むメンバー。
\うっまー/ 達成感もひとしおですね。
しっかり休んだぞ!
ここまで来たなら、最高峰の大汝山3015mに登りましょう!
13:10 雄山からは岩場の登山道をトラバース。
多少のアップダウンがあります。写真右側は崖なので気を引き締めて進みます。
縦走路からの景色も素晴らしいです。
似たような写真ばかり撮ってますが、美しい風景を見ると撮らずにはいられないのです。
縦走路の先に剱岳。そそり立つ岩の迫力に圧倒されます。
13:40 大汝山に到着。
山頂は狭く、写真撮影の順番待ちで混雑しています。
大岩を乗り越え山頂へ!
ついに、やったぞー!
最後は皆で。自然に笑みも出ますね。
居合わせた登山者と登頂を喜び合いながら写真撮影。
他の登山者との会話が楽しかったので、この時のことが凄く印象に残ってます。
翌日剱岳に登るという東京から夜行バスで来たソロのお兄さんも、楽しかったって言ってたもんなぁ…
大汝山山頂からの景色です。
赤い屋根の大汝休憩所は映画「春を背負って」のロケ地になりました。
眼下には黒部湖。黒部ダムも見える絶好の展望地です。
14:05 存分楽しんだら、雄山へ戻ります。
振り返って、剱岳。
憧れではあるけど、私にも登れる日が来るのかな?
14:25 雄山に戻って来ました。
登山者も随分減りました。
下山の前に集合写真。
14:45 名残惜しいけど下山開始です。
足元が滑るので慎重に下ります。
急坂を下っていくと、ちょっと嬉しい光景が。
雲が流れ、広がる雲海。
神々しさを感じるこうゆう景色もステキ。まさに天空にいるかのようです。
見上げれば、雄山の上空は真っ青。
いつまでも景色を堪能していたいです。
15:30 一の越に到着。
急坂を下り終えて、ほっと一息。登山靴を新調したメンバーと共に。
ここからは石畳の道を下ります。地味に長い……
これから一の越山荘へと向かうツアー登山者。明朝は雄山の山頂でご来光ですかね?
そうゆうのも良いですね。
チングルマの果穂。
一日を通して快晴だった立山。
何度も振り返りながら室堂ターミナルへ向かいます。
登りきった充足感に浸りながら、最後の一枚。
16:40 室堂に到着。
帰りは混雑なく乗り物を乗り継いで、無事に立山駅に戻ってきました。
そして帰りの道中、立山町の伝説のコンビニ「立山サンダーバード」に寄ってみました。
びっくりするのは、個性的な品揃え。
「とんかつチョコソース」に「メロンソースエビカツ」、「たこ焼き」などありえないサンドイッチの組み合わせ…。
おにぎりもスゴイよ。
これ全部お店の手作り!
ジュースの品揃えも個性的。見たことのないものがいっぱいありました。
見た目はちょっと抵抗感があるけど、美味しかったですよ。
というわけで、立山登山終了。
素晴らしい景色に浸れた1日でした。
3000m級の雄大な山岳パノラマは圧巻の一言。
大快晴に恵まれ、富士山を望むことが出来たことはとても嬉しいです。
観光地としても人気の立山ですが、絶景を最も楽しめるのは、やっぱり登山。
登らないかぎり見えない景色があるんですよ!