ガールズセクションの中森です。
忘れもしない二年前の七夕の夜中のことでした。
家の車庫(結構ちらかってるし、昼間あけっぱなし)から、みょうな泣き声がするから
なんやろと思って見に行くと
白やら黒やらのあかちゃん猫が4匹ちょろちょろ、よろよろと動いてるじゃありませんか。
“やって来て一週間くらいの時ですにゃー”
「えーーーー!!! なんで子猫いてんねん。どっから来てん」って言うても
「にゃー」と言うだけやし。
ふと外を見ると、暗闇の中を駆け出していく親猫の姿を見つけました。
「そうか。うちの車庫に捨てていきよったんか。そやけど、どないすんねん」と家族で話し合い、
次の日なんとか1匹は、欲しがってる人に引き取ってもらいました。
あと3匹。
飼っても1匹が限界やなと思ってるところにひょこっと、親猫が姿を現しました。
「ごめんやけど、2匹はなんとかこっちで面倒みるから、あと2匹は引き取って行ってくれへんか?」
と親猫に言うと、「わかったニャー」とうなづき、2匹を咥えてどこかに去って行きました。
“面白そうなおもちゃを見つけたにゃー”
“お気に入りはスカパーの受信機の上”
という訳で七夕の夜にやって来て、目の上に麻呂みたいな模様があるので『タナマロ』と
名付けました。
いまでは、気に入らん事があると噛みついてくる立派なやんちゃ猫です。
“猫のマネをしていたら、そのまま寝てしまいました。”