こんにちは。 シーツーセクションの池田です。
先月、町内の夏祭りがありました。
日吉神社の『山王祭』。今は7月の第4土曜日と日曜日に合わせて2日間行われます。
早朝から笛の音が聞こえ、『悪魔払い』がやって来ました!
金沢市指定無形文化財に指定されているこの『山王悪魔払』は、比叡山延暦寺の山伏が
大野湊を通じて往来した事から生まれたといい、代々16~17歳の若者により
その秘芸が継承されています。
町内全ての家を一戸一戸廻って、一枚歯の高下駄をはいた坊主が錫杖(しゃくじょう)を打ち振りながら
経文を唱えて外縛の印を結び、刀、弓、マサカリを持った舞手が魔よけの舞を演じます。
子どもの頃は、この悪魔払いがとっても怖かった。(苦笑)
次に続くは『祭り太鼓』です。小学生が元気よく色んなバチさばきを見せてくれます。
続いて来るのは『御荷物みこし』。上に乗ってる人は相当高いんだろうなぁ(汗)
お祭りになると、みんな里帰りしてお祭りで顔を合わせるので、それがすごく楽しみです。
毎年恒例ですが、我が家に幼なじみ含め、友人達が集まって大宴会となります。
2日目、三味線の曲にのって朝から来たのは『加賀獅子舞』。
保育園児から大人まで、幅広い棒振り達が町内を踊り廻ります。ここでは女の子が舞ってくれました。
いつもなら『奴行列』が見れるのですが、雨のせいか今年はまだ来ない。
この写真は昨年の様子です。
『加賀獅子舞』『奴行列』。こちらも金沢市指定無形民族文化財に指定されています。
お昼になると『榊台みこし』と『御神輿』と共に町内中を練り歩く御神輿巡行行列(お練り)が始まります。
二日に渡って各丁目の曳山が廻ります。
『御神輿』が来ると、止めてもらって、その下をくぐって向こうに抜け
再びくぐって返って来ると無病息災で過せるという風習がありますが、今年は雨の為中止に。。。(涙)
午前11時30分に『奴行列』が先導して、御神輿巡業行列が神社を出発し、全町内を廻り、
二箇所で神事を執り行うと同時に、午後6時頃から全てのお練が神社境内へと向かいます。
これは、昨年の神社境内に向かう『榊台みこし』(右)と『御神輿』(左)です。
雨の為、『加賀獅子舞』と『奴行列』のみのお練りとなりましたが、今年もとても賑やかなお祭りとなりました。
来年は晴れるといいな!!