こんにちは。 経理部の松田です。
今年、会社に私宛の年賀状が一通届きました。
桜の写真がとても綺麗な年賀状です。
けれど差出人を見たら、お取引様でもなく、私には身に覚えのないお名前の方からでした。
誰だろう?とすごく気になって年賀状を何度も見返していたら、
「あ、私以前ブログ書いたな~」って。
届いた年賀状がこちら。
思いもしなかった方から届いた年賀状に私テンパってます!
内灘から津幡を結ぶ河北潟の桜街道は「母恋(ははこい)街道」とも呼ばれているんです。
年賀状の差出人は亡き母を思い、桜並木づくりを提案された津幡町に住む主婦の方からでした。
現在御年80歳ぐらいだと思われます。
(平成28年4月の北國新聞の掲載内容より)
お母様の看病のため津幡町の自宅から金沢医科大病院まで1日3往復されていました。
「車を運転しながら涙の出ない日はありませんでした」
「この道は私の母恋街道になった」と
98年1月、当時の金沢市長、山出保氏宛てに1通の手紙を出されたのです。
この手紙をきっかけに金沢、内灘、津幡の3市町が動き、「母恋街道」として桜を植樹。
今では河北潟堤防横の道沿いに約9キロ続く桜並木の名所となっています。
以前のブログでも書いたけど、桜の季節にこの街道を通ると温かく優しいものに包まれてるような感じがします。
私も25年前、母を病気で亡くしました。母の入院中は日に何度も病院通い。私も母と一緒に病気と闘っていた。
家族には決して涙を見せずに、でも一人になった時はずっと泣いていました。
つらく悲しい日々が続いたけど、桜はそんな気持ちを全て優しく包み込んでくれるような感じがするのです。
なんだかしんみりとしちゃったけど、でもどうして私に年賀状を?
インターネットで「河北潟花街道」と検索してみると、
私が書いたブログがなんとトップページに表示されてるじゃないですか?!
私の勝手な想像ですが、ブログがこの出会いをつないでくれたのかなと思っています。
お年賀状、ありがとうございます。
今年はなんだか良い年になりそうな予感が ^^)
早くもお花見が待ち遠しくなってきました。
皆様も桜の季節はぜひ河北潟花街道を通ってみて下さいね!