経理部の松田です。
昨年7月、石川県立図書館が金沢市小立野に移転オープン。
「百万石ビブリオバウム」という愛称で、美しい建物のデザインが話題になっています。
私の自宅からは少し遠いので、いまだ本は借りていません。^^;
入口は東西南北に4カ所。屋外広場も広いです。
図書館の向かいには建設中の金沢美術工芸大学。
今年の10月にキャンパスが移転してくる予定なので、こちらも美大祭と併せて見学してみたいです。
ますます県立図書館の来館者が増えそうです。
早速、館内に入ってみると、、、
イベントスペースが設けられています。
この日は午後から白山国立公園指定60周年のイベントが開催される予定になっていました。
閲覧エリアへ入ると、、、そこは吹き抜け。
多くの本棚が円形に取り囲み、まるで円形劇場のよう?!
いや、宇宙船か?!
うわさどうり、外観からは想像できない内部の造り。これは話題になりますね。
それにしても広い!
とりあえず館内をめぐり歩く。
緩やかなスロープで繋がり、中央部には「ブリッジ」が架かってます。
円形だからどこからでも全体を360度見渡すことができるのがいいです。
天井の造りも圧巻。
最上階は回廊式閲覧空間になっています。
図書館のコンセプトは「本との出会いの場」。
身近でなじみ深い12のテーマごとに本が並んでいて、これまでにない本の配置や見せ方になっています。
テーマのひとつ「自分を表現する」ってどういうことでしょう?
私は何を考えて、何を感じて生きているのか。
うー、のらりくらりと生きてきた私には難しいテーマです……
他には、「仕事を考える」や「好奇心を抱く」などありました。
それらを考えるきっかけや悩みを解決するヒントが本を読めば見つかるかもしれませんね。
思わず本を手に取ってみたくなったり、ちょっと読んでみようかなぁなんて思いました。
久々に小立野に来てみたら周辺の街並みが様変わり。
窓からは卯辰山の見晴らしが良いです。
おしゃべりOKな館内。個人利用が目的なら撮影もOK。あくまでマナーを守ってです。
静かに読書をしたい人にはサイレントルームもあります。
こうやって見ると、シッピングモールのよう…
個人的に気になったのがイス。
休憩や読書など自由に利用できるイスやソファがたくさん設置されていて、どれもこれもデザインが素敵。
自宅にもこんなのが欲しいなぁ…なんて思いながら、あれこれと座ってみて座り心地をチェック。
いつのまにかお気に入りのイス探しに一所懸命。私は家具を見に来たのかな‥‥?
座席予約もできるので、お気に入りの場所で本を読むことが出来るもいいですよね。
さぞかし勉強もはかどることでしょう。
私はたぶん、よそ見ばかりしてだめだけど…
ていうか、私はただイスに座ってぼーっと景色を眺めていたいな…(おい、本読めよ!)
「こどもエリア」も広々としていて、アスレチックのような空間になっていました。
館内にはカフェ「HUM & Go」が併設。
店内は明るくおしゃれな雰囲気。図書館に行きながらランチやドリンクを楽しめるのもいいですよね。
この日は妹と出かけ、バターチキンカレーとシソジュースを食べました。
何より図書館ではないような広い空間と美しい造りに圧倒されました。
落ち着いた雰囲気も良かったです。
本の配置や見せ方にも色々工夫があり、本を探す借りるということが楽しくなりそう。
本を読むだけではなく、各種イベントも行われていて学びや体験もできるので、
連日多くの来場者が訪れているのもうなづけます。
何度でも行ってみたくなるようなとっても素敵な石川県立図書館でした。